こんにちは、えまです。
今回はずばり
英語初心者がオンライン英会話を始めても効果ないのか?
という疑問に答えたいと思います。
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初心者がオンライン英会話をしても効果はない?
効果ある(ただし3つの条件つき)
というのが私の答えです。
3つの条件とはこちら
- 英語の基礎知識がある(文法・単語・発音)
- レッスン以外に1日1時間以上英語を勉強している
- 3か月以上、週4回以上レッスンを受講している
1つずつ見ていきましょう。
条件①:英語の基礎知識がある(文法・単語・発音)
英会話の実践をはじめる前に、英語の基礎知識は大まかに身に付けておきましょう。
「英語の基礎知識」とはこの3つです。
- 中学レベルの文法
- 中学レベルの単語
- 発音記号
上の2つは「英語は学生時代から全然勉強してない」という方のみで大丈夫です。
発音記号はおそらく学校では教わらないと思うので、自分で学ぶ必要があります。
以下におすすめのテキストを載せておきますが、学生時代に使ったものがあればそれでもOKです。
「完全に身に付いたぞ!」を思える必要はなく(それを目指すと沼にはまってしまいます)、8割くらいわかったかな?という程度で十分です。
後ほどお伝えしますが、「使いながら覚える」が最も効率が良い学習法なので、座学で完璧を求めないようにしましょう。
偉そうに言ってますが、私はこれ全くできてませんでした。
オンライン英会話を始めたのは、TOEIC990を取ってから・・・(*_*;
それまでの間、きちんとスピーキングに取り組んだことはなく、とても後悔しています。
自分がどんな英語力を身に付けたいのかにもよりますが、
基本的には『4技能をバランスよく学習する』のが一番だなと今になって実感しています。
条件②:レッスン以外に1日1時間以上英語を勉強している
効果を出すための2つめの条件は、レッスン以外に1時間以上英語に触れることです。
慣れるまでは大変かもしれませんが、なにも机に座ってガッツリ勉強する必要はありません。
・通勤や家事をしながら英語を聞いたり
・髪を乾かしながら瞬間英作文をしたり
といったスキマ時間の学習も立派な「英語の勉強」です。
理想的には1日3時間ほど確保できれば理想的ですが、いきなりそれは難しいと思うので、できることから始めていきましょう
「そうは言っても時間が・・・」
という方は、こちらの記事もよかったら参考にしてみてください。
社会人が英語学習の時間を確保する3つの方法
ちなみに、これは何も英語初心者に限った話ではありません。
ある程度話せるようになっても「英語に触れるのはオンライン英会話のときだけ」だと英語力はよくて現状維持、むしろ下がっていきます。
英語学習の習慣は一生モノの財産になりますので、少しずつやっていきましょう
条件③:3か月以上、週4回以上レッスンを受講している
英語に限らず、どんなことでも目に見えた効果が出るまでにはそれ相応の時間がかかりますよね。
どんなに真剣に打ち込んだとしても、最低2か月・通常3か月くらいは辛抱する必要があると思います。
また、とくに最初のうちは週4回以上レッスンを受けるのがおすすめです。
無料体験をはしごすれば1か月くらいタダでレッスンできますので、早めに英語を話すことに慣れてしまいましょう。
私はなぜかずっと英会話が怖いと思っていましたが、一歩踏み出してみれば
相手も人間だし、何も怖いことはない。
自分の英語はちゃんと通じる。
ということが実感でき、緊張や恐怖心はなくなっていきます。
話せるようになりたいならオンライン英会話は早めに始めるべき
ここまで『オンライン英会話で効果を実感するための3つの条件』をお話しました。
- 英語の基礎知識がある(文法・単語・発音)
- レッスン以外に1日1時間以上英語を勉強している
- 3か月以上、週4回以上レッスンを受講している
この記事でお伝えしたいのは、
英語力が低いことを理由にスピーキングを後回しにしてはいけない
ということです。
私は昔、
「十分なインプットなしでは英会話はできない」
「TOEIC900点取れたら、スピーキングを始めよう」
と言い訳をして英語を話そうとしませんでした。
自分で勝手にハードルを上げてしまっていたんですね。
「話す力」は4技能の1つにすぎないのだから、
もっと気楽にやってみるべきだったなと反省しています。
早稲田大学名誉教授でNHKラジオ「英語会話」の元講師の東後勝明先生が興味深いお話をされています。
要約は以下のとおり
<従来型の英語学習>
単語やフレーズを覚える→練習する→使う
この方法だと、多くの人が第2ステップ(練習)で挫折してしまう
<東後先生が推奨する英語の学び方>
まずは実際に使う
→使うことは練習にもなる
知識を「覚える」ステップは捨てて、使いながら「身に付ける」
これを繰り返して英語力を磨いていく
この方法を実践するには、英語を生活の中に取り入れることが大事
つまり
英語を生活に取り入れろ
この2つが語学習得の極意ということです。
ちなみに、東後先生はとても上品で流暢な英語を話される方。
初めて聞いたときは
「覚えなくていい」は言いすぎじゃ・・?
と半信半疑でしたが、
今は本当にその通りだなと思います。
オンライン英会話によって英語が生活の一部になる
でも、日本に住んでいると日常的に英語を使う人は少ないですよね。
「生活に取り入れろ」と言われても、周りに日本人しかいないし・・・
という方も多いのではないでしょうか。
そうした”日本語漬け環境”でむりやりでも英語を生活に取り入れる最も簡単な方法こそ
オンライン英会話
だと思います。
外国人の友達を作れば無料!
とはいえ、英語がまともに話せないで親しくなるのってかなりハードル高いです。
「出川イングリッシュでOK」
と言われますが、あれはかなり高等テクニックです。
(ものすごく高いコミュニケーション能力が必要ですよね…(^^;)
また、友達だと文法や発音の間違いは指摘してくれません。
少々違和感があっても、意味が通じれば流すのが普通だと思います。
逆の立場でもきっとそうですよね。
そうするとやはり、オンライン英会話がいちばん安全で確実な練習場所ではないでしょうか。
オンライン英会話は英語学習全体によい影響をもたらす
私はオンライン英会話を始めた頃から、調べた単語や初めて知った表現などをメモする”英語ノート”を作っています。
この約2年の間、実は数か月オンライン英会話をお休みした時期がありました。
すると何が起こったか?というと、
オンライン英会話を休んでいた時期には、単語ノートがほとんど増えませんでした。
これはおそらく、日常生活の中で「これって英語でなんと言うんだろう?」と疑問に思う回数が減ったからです。
オンライン英会話がないことで英語を誰かと話す機会がなくなり、
英語に対するアンテナが立たなくなったのだと思います。
その時期も英語から完全に離れたわけではなかったのですが、それでも能動的に英語に関わる意識が下がってしまったんですよね。。
この経験から、
オンライン英会話は、それ以外の英語学習にも良い影響を及ぼす
ということを実感しました。
東後先生のおっしゃるとおり、英語が生活の一部となっているからこそ英語が身に付くというわけですね。
おわりに
- 英語の基礎知識(中学レベル)
- レッスン以外の学習時間
- 一定期間の継続(最低3か月)
これさえあれば、オンライン英会話で効果が出ないことはありません。
英会話に取り組むのが遅れて後悔した私のようにならないよう、早めに英語を話す習慣を作ることをおすすめします。
それでも時間はかかりますが、
簡単には手に入らないからこそ価値がある
と私は思ってます。
おたがい、楽しみながら英語学習がんばっていきましょう