TOEIC 広告

私がTOEIC990点満点を取った独学勉強法【900点以上推奨】

TOEIC勉強法
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事では、私がTOEIC満点を取るために行った準備を全て公開します。

✅時間と費用、両方のコストを最小限に抑える
✅満点を取れる確率を最大限に上げる

私が考え得る中で、この2つの条件を満たす最も効率的な勉強法です。

TOEIC L&Rで満点を取りたい方はぜひ参考にしてください。

下記の勉強法はTOEIC900点以上レベルの方向けです。

TOEICで990点満点を取得した勉強法

一言にまとめると「韓国のTOEIC既出問題集を完璧に仕上げる」です。

必ず最新版(2024年11月現在はVol.4)をお選びください。

ご存知の方もいるかと思いますが、日本のTOEIC公式問題集はあくまで「模擬試験」であって「過去問」ではありません。

しかし、韓国ではTOEIC本試験で実際に出題された「過去問」が発売されており、それが既出問題集です。

しかも!!

1冊にテストが10回分収録されており、コスパが非常に高いです。

韓国TOEIC定期試験既出問題集の3つの注意点

韓国のTOEIC既出問題集(正確には「ETS TOEIC 定期試験既出問題集1000」)の注意点は以下の3点です。

  1. リスニングとリーディングが別の本
  2. 解説が韓国語のみ
  3. 音声ダウンロードにやや手間がかかる

注意点①:リスニングとリーディングが別の本

日本の公式問題集はリスニングとリーディングがセットになっていますが、韓国のTOEIC既出問題集はリスニングとリーディングの2冊に分かれています。

そのため、基本的には2冊購入する必要があります。

ただ、それでも日本の公式問題集を購入するより遥かにコスパがよく、しかも過去問なので本番により近い問題が解けるのは大きなメリット。

韓国のTOEIC既出問題集:1万円ほどでテスト10回分(計2,000問)
日本の公式問題集:3,300円でテスト2回分(計400問)

※韓国の書籍は輸入品なので、時期により価格が多少変わります。

上の比較を見ても、明らかに韓国本の方がお得ですよね。

TOEICを受けるにあたり色々調べていた時に初めて存在を知って驚きました💦日本では過去問が売られていないのでちょっと不公平ですよね…

また、日本の公式問題集は本番より易しめと言われているので、その意味でも韓国本を選んだ方がよいです(特に高得点を狙う方)。

一気に2冊そろえるのは不安な場合は、リスニングとリーディングのどちらか1冊だけ試しに買ってみることをおすすめします。

注意点②:解説が韓国語のみ

これが最大の注意点ですが、解説が韓国語しかありません。

解答はA~Dですし、リスニングのスクリプトもついてるので大きな問題ではないのですが、解説をしっかり読みたい方は日本の公式問題集がよいでしょう。

私は「どうしてもこの問題の解説が気になる!」と思ったらそこだけGoogle翻訳を使うことで対処しました。

Google 翻訳

Google 翻訳

Google LLC無料posted withアプリーチ

 

カメラに翻訳したいテキストを映すと自動翻訳してくれます。
完璧な訳ではないですが、意味はほとんど理解できるので助かりました。

この記事を【900点以上レベルの方向け】としたのは、この点が理由です。

・大量に間違えることはない
・答えだけ教えてもらえれば、自分で間違いに気付ける
・わからないことがあっても、大体のことは調べて解決できる

以上に当てはまる方であれば、韓国本でも大丈夫と思います。

「TOEIC900点以上」はあくまで目安なので、日本語の解説がほしいかどうかでご判断してみてください。

注意点③:音声ダウンロードにやや手間がかかる

韓国の既出問題集にはCDがついていないので、音声は出版社のHPからダウンロードします。

会員登録が必要で少し面倒ですが、一度ダウンロードすればずっと使えるので頑張りましょう!

音声ダウンロードのやり方はこちらの記事で解説しています。

韓国TOEIC定期試験既出問題集音声ダウンロードのやり方
韓国TOEIC定期試験既出問題集(過去問題集)音声ダウンロードのやり方このページでは韓国で出版されている「TOEIC定期試験既出問題集1000 リスニング」の音声ダウンロードの手順を解説します。 画像...

韓国TOEIC定期試験既出問題集を使った具体的な勉強法

それでは本記事のメインである「990点満点を取るためのTOEIC勉強法」を紹介します!

一言でまとめると「韓国のTOEIC既出問題集を完璧に仕上げる」なのですが、その具体的な手順が以下です。

  1. TEST 1を解く
  2. TEST 1の答え合わせ
  3. TEST 1の復習
  4. TEST 2~10まで上記1~3を行う
  5. TEST 1~10まで再度解く
  6. 上記5と並行して復習ノートを眺める

1つずつ解説しますね。

手順①:TEST 1を解く

まずはTEST 1を2時間で解きます。

本番と同様、先にリスニング、終わったらリーディングを解きます。

リスニングを解き始める前に、リーディング既出問題集と解答用紙、75分にセットしたタイマーを準備しておきましょう。

解答用紙は何度も使えるように、コピーして使うのがおすすめです。

めんどくさければ、コピー用紙とか裏紙でもOK。
※マークシートを塗る練習ができないデメリットがあります。

連続で2時間を確保するのが難しい場合は、リスニングとリーディングを分けたり、Partごとに解いたりしても大丈夫です。
ただ、リーディングの時間は必ず測るようにしてください。

また、本番前に必ず3回以上は2時間ぶっ続けで解く練習をしたほうがよいです。
リーディングは時間との勝負なので⏰

手順②:TEST 1の答え合わせ

間違えた問題に印をつけていきます。

手順③:TEST 1の復習【ここが重要】

答え合わせが終わったら、以下の流れで復習します。

  1. TEST 1の間違えた問題を再度解く
  2. 再度解いても間違えたらスクリプト確認(L)や単語調べ(LR)→それでもわからなければGoogle翻訳を使って解説を読む
  3. 間違えた問題の英文(と日本語訳)をノートに書く
  4. TEST 1に出てきた知らないorあやしい単語をノートに書く

1と2は書いたとおりです。

3と4は私が「復習ノート」と呼んでるもので、自分の弱点をつぶすのに有効です。

✅英文は解答冊子からそのまま書き写し。日本語訳は必要に応じて自分で考えて書く
✅単語も日本語訳を調べて併記(基本的に1つの意味でOK)

上記は参考なので、ご自身が復習しやすいようにアレンジしてください。

復習ノートを作るために問題を解くようなものなので、もし予想よりたくさん間違えても落ち込まないでくださいね。

実際のノート↓

toeic-notebook

誰に見せるわけでもないので、丁寧に作り込む必要はありません。

ノートは何でもいいのですが、私はこちらのバインダータイプのものを使いました。

ルーズリーフの枚数を調整できて無駄がないのと、きれいに折り返せて持ち運びに便利なところが気に入っています。

手順④:TEST 2~10まで上記1~3を行う

TEST 1と同様、

問題を解く→答え合わせ→間違えた問題に再チャレンジ→間違えた問題の理解→ノートにまとめる

という流れでTEST 10まで進めていきます。

手順⑤:TEST 1~10まで再度解く

TEST 1~10まで、もう1回全問解きます。

2回目なので、全セット全問正解を目指してください。

間違えた問題は、復習ノートに英文や単語を書いておきます。

時間がなかったら、1回目で間違えた問題が多かったセットだけやるのも🙆

2回目で3~4問以上間違える場合は、必要に応じて追加で解いてみてください。

手順⑥:上記5と並行して復習ノートを眺める

TEST 1~10の2回目と並行して、1回目を解いた後に作成した復習ノートを空き時間に眺めます。

繰り返し見て単語を頭に入れていきましょう。

補足:耳だけ空いている時間の過ごし方

メインの勉強法は以上のとおりですが、通勤中など「耳だけ空いてる時間」ってありますよね。

そういう時間は、すでに解いたセットのリスニング音声を聞いていました。

本番で余裕をもって解くために、音声ダウンロードの「rapid version(本番より少し速め)」を使うのがおすすめです。

TOEICの勉強を始める前にやるべき2つのこと

以上が私の行った勉強法ですが、勉強に取り掛かる前にやったことが2つあるので紹介します。

これからTOEICに向けた準備を始める方はチェックしてみてください。

  1. 時間配分を決める
  2. 試験当日までの勉強スケジュールを立てる

どちらも重要です!

①:時間配分を決める

問題演習を行う前に、リーディングの時間配分を決めておきます。

ご参考までに、私の時間配分は以下のとおりです。

【参考】TOEICリーディングの時間配分

Part 5:10分(20秒/問)
Part 6:10分(2分半/セット)
Part 7:55分
シングル 25分(2分半/セット)
ダブル  10分(5分/セット)
トリプル 18分(6分/セット)+予備2分

リスニングについても、Directionが流れる間に何をするか事前に決めておくのがおすすめです。

②:試験当日までの勉強スケジュールを立てる

まずテストをいつ受験するかを決めた後、当日までにやるべきことを割り振っていきます。

ポイントはとにかく「詰め込みすぎないこと」!!

特に復習は想像より時間がかかるので、何日かに分けてやった方がいいです(1日に使える時間にもよりますが)。

予定どおり行かなくてモチベ低下…とならないよう、確実に実行できそうなスケジュールにしてください。

また、やり残しが発生したときのために「予備日(=何も割り振らない日)」も作っておきましょう。

TOEIC満点を取るための6か条

最後に、TOEIC満点をめざす方に向けて、私が試験中に心がけた6つのことをお伝えします。

私が6年ぶりに受けて満点取れた秘訣でもあるので、「なるほど」と思った項目はメモして問題集を解く前や試験当日に読んでみてください。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、”Easy to say, hard to do.”です。

TOEIC満点を取るための6か条
  1. (R)すぐに答えが見つからなくても焦らない。落ち着いて読み進める
  2. (R)長文が来ても冷静に。解答に必要なところを重点的に読む
  3. (LR共通)問題をよく読む(NOTに注意!)
  4. (LR共通)マークミスに注意(素早く確認しながらマーク)
  5. (LR共通、特にL)1問ずつ気持ちを入れ替える
  6. (LR共通)最後まで諦めない

多くの人にとって満点の壁になるのはリーディングです。

特に上の2つは大事だと感じました。

リスニングの後で集中力を保つのも大変ですが、悔いが残らないよう最後の1分までやりきりましょう。

リスニングは⑤が最重要です。耳タコかもしれませんが、満点狙う人にとっては特に難しいポイントなんですよね。
リスニングは少しくらい間違えても大丈夫と割り切るのも大事です。

おわりに

今回は私がTOEIC満点を取るために行った勉強法を紹介しました。

上記のとおり、使ったテキストは最新の「韓国TOEIC定期試験既出問題集」のみです。

何冊も問題集を買うより、1冊の問題集を完璧にするのが効果的だと思います。

この記事がTOEIC満点をめざす方の参考になれば幸いです。