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社会人がTOEIC900点を取る独学勉強法【満点が解説】

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働きながら効率的にTOEIC900点を取得したい。

キャリアアップのため「TOEIC900点」を目標にしている社会人は多いのではないでしょうか?

しかしTOEICに限らず、忙しい毎日の中で勉強時間を捻出するのは簡単ではありません。

そこで本記事では、社会人になってからTOEICスコアを伸ばし満点を取得した私が「社会人が最短でTOEIC900点を達成するための勉強法」を解説します。

おすすめの参考書も厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

本記事はTOEIC600点程度を超えるレベルの方向けです。
中学英語があやしい場合は「TOEICスコアが伸びない3つの原因と対策」で紹介している英語の基礎力を先に身につけるのがおすすめです💪

社会人がTOEIC900点を取る独学勉強法

社会人が最短でTOEIC900点を達成するための勉強法は、以下の5つです。

  1. 単語力・文法力を最優先
  2. スキマ時間を上手に活用する
  3. 模試を解いてTOEICに慣れる
  4. 自分の苦手分野をつぶす
  5. 模試の復習を徹底的にやる

1つずつ解説します。

①:単語力・文法力を最優先

「TOEICはテクニックで高得点が取れる」

こんな主張を聞いたことがある方もいると思います。

たしかに、TOEICの出題形式に合った解き方を学ぶことはスコアアップに役立ちます。

しかしテクニックだけに頼っていると、必ずどこかでスコアが伸び悩むのも事実。

一方で、単語力文法力がある人は青天井でスコアが伸びていくんです。

TOEIC900点以上を目指すなら小手先のテクニックに頼らず、正攻法で英語力をつけることが一番の近道です。

おすすめの参考書は後半でご紹介します。

②:スキマ時間を上手に活用する

社会人英語学習者にとって、最大の悩みは時間がないことではないでしょうか。

できるだけ多くの時間を確保するのが理想ではありますが、なかなか大変ですよね。

そこでまず、スキマ時間を上手く活用することに集中するのがおすすめです。

例えば通勤時間やお昼休みなど…細切れの時間でも、積み上げれば確実に力になります。

「忙しい人の方が制限時間があるため集中力が高まり、学習効率が上がる」という説もあるので、諦めずに自分にできることをやっていきましょう。

③:模試を解いてTOEICに慣れる

先ほど「TOEICスコアアップには英語力を高めることが一番の近道」と書きましたが、TOEICも試験である以上、問題形式に慣れておくことは重要です。

本番で焦らないよう、解答をマークする手順や時間配分を事前にしっかり決めておきましょう。

「私がTOEIC990点満点を取った勉強法」では私の時間配分や解く際のコツを紹介しているので、よかったら参考にしてください。

模試を解く意味は問題形式に慣れること以外にもあります。

それは「集中力」。

TOEIC高得点に必要なものは英語力集中力の2つです。

スマホ普及により現代人は長時間集中することが難しくなっていると言われています。

私自身もすごくそれを実感していて、危機感を持っています🫠

TOEICでは2時間ずっと集中して英語を聞いたり読んだりしますが、これは慣れていないと結構大変です。

「試験途中で集中力が途切れてしまう」「2時間も問題を解き続ける体力がない」と感じている方はいないでしょうか?

この問題を解決する方法はただ1つ、模試を何度も解くことです。

模試を通じて、2時間集中するトレーニングをしましょう。

TOEICだけでなく仕事にも好影響があるかもしれません。

④:自分の苦手分野をつぶす

独学でTOEIC学習を行う場合、最初にやるべきなのは「公式問題集で模試1回分を解く」ことです。

模試を解くと、自分が取り組むべき学習が見えてきます。

リスニングとリーディングのどちらが足を引っ張っているか?
どのPartが苦手か?
正解できなかった原因は何か?(単語を知らない、文法を理解していない、英語の音を聞き取れない、etc.)

いろんな模試を解く前に苦手分野をつぶすと、効率的にスコアアップできます。

  • 単語を知らない→模試に出てきた単語を覚えつつ、単語帳を毎日眺める
  • 文法を理解していない→中学英文法and/or高校英文法をやり直す
  • 英語の音を聞き取れない→発音記号を学ぶ、TOEIC教材をディクテーション・音読

上記は一例ですが、問題を解いた後にどうすればスコアが上がるのかを考え、実践することが大切です。

やみくもに模試を解いても「努力してるのにスコアが上がらない」という状況に陥るのでご注意ください。

TOEICに限らず、英語学習は自己分析がとても大事だと思います。

⑤:模試の復習を徹底的にやる

模試の復習は本ーーー当にしっかりやりましょう!

解いて答え合わせし、予想スコアに一喜一憂して終わり。

気持ちはとてもわかりますが、これだと模試を解いた意味がほぼありません。

先ほどの「苦手分野をつぶす」とも重なりますが、解いた問題はすべて正解できるようにする習慣があれば、TOEIC900点は遅かれ早かれ必ず到達できますよ。

間違えた問題を集めれば、どこにも売ってない「自分専用の最高の問題集」が出来上がります。

  • 解説をしっかり読み、理解できなければ更に調べる
  • 知らなかった単語は覚える
  • スクリプトを見ながら音声を聴き、声に出して読んでみる

このような地道な学習が、飛躍的なスコアアップにつながります。

TOEIC900点を目指す社会人におすすめの参考書7選

上記で解説した勉強法を実践するにあたり、おすすめの参考書を厳選して7冊ご紹介します。

①:TOEIC LR TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC単語帳と言えばこの1冊。

中学と高校で習う単語はだいたい知ってるよという方は、この本でTOEIC頻出単語を学べばOKです。他の単語帳はいりません。

最近のTOEICは難化していると言われますが、難しい単語は模試に出てきたものだけ覚えれば十分。

時間がたっぷりある方は別ですが、黒のフレーズなど他の単語帳に手を出すよりも金フレを何度も繰り返し読んで完璧にするほうが効率よくスコアアップできると思います。

②:1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急

TOEICスコアアップに必須の文法力がつく最強のテキストです。

金フレと同じTOEIC TEST 特急シリーズで、スキマ時間の活用にもぴったり。

TOEIC講師と言えばこの方!花田徹也先生の解説音声つきで、耳からも学べる豪華な1冊となっています。

リーディングのPart 5とPart 6は、TOEIC900点を達成するのに超重要なパート。

なぜなら、文法問題でサッと正解を選び、Part 7に十分な時間を残しておくことがリーディング高得点の肝だからです。

また、文法力を高めることでPart 7の長文も正確に速く読めるようになります。

③:【文法苦手な方】TOEIC PART5 総合版 1500問 トレーニング

文法特急では練習量が足りない、もう少し文法問題を解きたい方はこちらで徹底的に文法を攻略しましょう。

Part 5問題が1500問収録されており、この本をやればPart 5は怖いものなしでしょう。

ボリュームがすごいので時間がない社会人には文法特急がおすすめですが、模試を解いてみてPart 5の正答率が伸びない場合はこちらを検討してみてください。

Kindle unlimited対象なので、加入済みの方は無料で読めます(未加入の方は30日間の無料体験あり)。

④:公式TOEIC Listening & Reading 問題集11

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEIC対策には運営元であるETSによる公式問題集は欠かせません。

韓国で出版されているTOEIC過去問題集の方がコスパ高いですが、復習の効率を考えると900点を超えるまでは日本語解説があるこちらがいいと思います。

公式問題集にはテスト2回分が含まれているので、1回分は学習初期に実力診断として解き、もう1回分は試験1~2週間前に仕上げとして解くのがおすすめです。

公式問題集に出てきた単語は全て覚えて、リスニング音声は何度も繰り返し聞きましょう。

韓国のTOEIC過去問集については「私がTOEIC990点満点を取った勉強法」で紹介しています。

⑤:TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+

TOEIC模試3回分+復習用模試1回分を収録した問題集。

TOEIC受験回数120回超の著者・ヒロ前田先生による全問解説動画や復習用音声、電子書籍など特典も充実しています。

公式問題集に加えてこの600問を解き、しっかり復習することでTOEIC900点がぐっと近づくことは間違いありません。

本書は問題&解説の質・量ともに申し分ないので、ぜひ使い込んでほしいと思います。

⑥:【リスニング苦手な方】TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3

公式問題集と究極の模試600問を何度も解いて完璧にすることが最優先ですが、それでも試験日までに時間があってリスニングが苦手な方はこの本で練習しましょう。

TOEICリスニング模試が5回分収録されています。

ネイティブを含む4名のTOEIC満点講師が作成しており、頻出語彙リストもついたコスパの高い問題集です。

⑦:【リーディング苦手な方】TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3

リーディングの得点を伸ばしたい方はこちらで演習量を増やすのがおすすめです。

リスニング版と同じく4名のTOEIC満点講師が作成した問題集で、安心して取り組めます。

TOEICは基本的にリスニングの方がスコアが上がりやすく、リーディングに悩む方は多いのではないでしょうか。

しかし、単語と文法を学び問題を解いて内容を定着させれば、怖いものはありません。

復習をしっかり行いつつ、75分間英文を読み続けるトレーニングを積みましょう。
900点は自然と超えます。

最短でTOEIC900点を達成するために

さいごに、最短でTOEIC900点を達成するために大事なことを3つ挙げます。

1つ目は、毎日10分でもいいから学習を継続すること。
2つ目は、「これ」と決めた参考書(問題集)をやりきること。
3つ目は、諦めないこと。

ここまで読んでくれたあなたは「TOEIC900点を絶対に取る!」という覚悟がある方のはずです。

その気持ちがあれば、必ず達成できますよ。

この記事で参考になる部分があれば取り入れて、ご自身の学習習慣を作り上げていってください。

応援しています!