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未経験で在宅翻訳の仕事をゲットする方法【副業・フリーランス向け】

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空いた時間に在宅翻訳で収入を得たい。翻訳の実務経験がなくても応募できる仕事はあるのかな?

コロナ禍で広まったテレワークという働き方。 得意な英語を生かして自宅で翻訳の仕事がしてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「未経験で在宅翻訳の仕事をゲットする方法」を徹底解説していきます。

将来的に自宅でフリーランス翻訳者として働きたい方、すきま時間を使って翻訳で副収入を得たい方はぜひ参考にしてください。

未経験で在宅翻訳の仕事をゲットする方法

翻訳未経験で在宅ワーク可能な仕事を見つける方法は、大きく分けて3つあります。

  1. 翻訳専門の求人サイトを利用する
  2. クラウドソーシングサイトに登録する
  3. 翻訳会社に直接応募する

順番にみていきましょう。

①:翻訳専門の求人サイトを利用する

仕事を探すとき、多くの人がマイナビやdodaといった大手求人サイトを利用すると思います。

しかし、このような一般的な求人サイトに掲載されている仕事のほとんどが「社員」として働く時間が決められた契約形態のものとなっています。

また、こうした求人では出社が義務付けられていることが多いです。

「一部在宅OK」なら結構あるのですが、「完全在宅」はかなり少ないです。

そのため、副業やフリーランスとして翻訳の仕事がしたい場合は下記のような翻訳専門の求人サイトを利用することをおすすめします。

これらのサイトには「業務委託」という契約形態の求人が多くありますし、完全在宅の仕事もたくさんありますよ。

翻訳者ディレクトリ

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「翻訳者ディレクトリ」は無料で使える翻訳求人情報サイトです。

膨大な量の求人が掲載されているのが特徴。

「翻訳の求人ってこんな感じなんだな」という雰囲気をつかむためにも一度のぞいてみるとよいでしょう。

ただし情報があまり整理されておらず、すでに募集終了している求人も混ざっていることに注意が必要です。

また、企業側も無料で求人掲載できるので、応募の際にはその企業が信頼できそうか事前に調べておくことを強くおすすめします。

翻訳ディレクトリを見てみる

翻訳者ネットワーク 「アメリア」

amelia

翻訳者ネットワーク「アメリア」は30年以上の歴史をもつ国内最大の翻訳情報メディアです。

応募できる求人数は年間1,500件以上で、このうち約3割は未経験でも応募可能。

また、未経験でも「クラウン会員」という資格を取得すると実務経験が必須の求人に応募できるため、仕事獲得のチャンスが広がります。

入会金と年会費がかかりますが、翻訳求人の見つけやすさでは断トツのサイトです。

資料請求は無料なので、資料を読んでから検討してもよいかもしれません。

翻訳者ネットワーク「アメリア」を見てみる

ProZ.com

ProZ.comは100万人以上の登録者をもつ世界最大のフリーランス翻訳者コミュニティです。

プロフィールの登録は無料ですが、サイトの言語が英語であること、クライアントが海外企業であること、一定の実績を求める企業が多いことから初心者向けではありません。

ただプロフィールから仕事のオファーが来ることもあるらしいので、海外と取引がしたい方は登録しておいてもいいかも。

ProZ.comを見てみる

日本翻訳連盟

jtf

日本翻訳連盟(JTF)は産業翻訳の業界団体です。

数は多くないものの、公式サイトに翻訳の求人情報が掲載されています。

ちなみにJTFでは「ほんやく検定」という試験を実施しており、2級以上に合格すると一部の翻訳会社でトライアルが免除になる等の特典があります。

将来的に専業フリーランスを視野に入れている方は、機会があれば挑戦してみるのもよいでしょう。

日本翻訳連盟の求人を見てみる

②クラウドソーシングサイトに登録する

副業として翻訳に興味がある方は、クラウドソーシングサイトに登録するのも選択肢のひとつです。

クラウドソーシングとは、企業などがインターネット上で不特定多数の人に業務を外注すること。
群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語です。

一般的なクラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトはたくさんありますが、以下では翻訳業務も多く発注されていて利用者の多い代表的なサイトを紹介しますね。

クラウドワークス

crowdworks

ユーザー数が480万人という国内最大級のクラウドソーシングサイトです。

なんといっても求人数が多いのが特徴で、「英語通訳・英文翻訳」のカテゴリだけで3,699件の仕事がヒットします(2023年2月10日現在)。

会員登録は無料なので、手軽に始めるにはよいでしょう。

ただし条件のよい案件には応募もたくさん集まるので、最初は小型案件で受注実績を積むなど何らかの工夫は必要だと思います。

クラウドワークスを見てみる

ランサーズ

lancers

ランサーズもクラウドワークスと同様、大規模なクラウドソーシングサイトです。

求人が多いぶんライバルも多いですが、最初は提案数の少ない案件を狙えば受注チャンスもあると思います。

ランサーズには4種類のランクがあり、プロフィール入力や本人確認などを完了すると「レギュラー」となり受注率が約17倍上がるそうです。

ランサーズに登録する場合はとりあえずレギュラーランクになっておくことをおすすめします。

ランサーズを見てみる

翻訳を専門とするクラウドソーシングサイト

以下で紹介するのは翻訳を専門とするクラウドソーシングサイトです。

上の2つと比べると案件数は減りますが、翻訳に特化しているだけあっていろんな種類の翻訳案件があるので初心者には取り組みやすいと思います。

Gengo

gengo

Gengoは国内最大級の翻訳プラットフォームです。

翻訳に特化したクラウドソーシングサイトとしては最も有名ではないでしょうか。

翻訳者として登録するにはテストに合格する必要があります(受験は無料)。

また、登録時のテストに合格するとProレベルのテストを受けることができます。

Proレベルのテストに合格すれば案件の単価が高くなり、受注できる案件も多くなるのでぜひ挑戦しましょう。

以下で紹介するサイトも含め、空いている翻訳案件を「早い者勝ち」で取っていく形なので一般的なクラウドソーシングサイトよりも未経験の人が受注しやすいです。

Gengoを見てみる

トランスマート

transmart

トランスマートもオンライン上で翻訳案件を受注できるサイトです。

登録は無料ですが仕事を受注するには登録テストに合格する必要があります。

「またテストか…」と思われるかもしれませんが、トランスマートの登録テストは不合格になっても1時間経てば再受験できるのでそんなに心配いりません。

プロフィールを充実させることで指名発注を受けるチャンスもありますので、専門分野や得意分野があれば積極的に書いておきましょう。

トランスマートを見てみる

クラウドソーシングサイトの注意点

クラウドソーシングサイトは会員登録が無料なので一見ハードルが低いのですが、ライバルが多くて仕事の取り合いが激しい傾向があります。

「翻訳ってどんな仕事なのか、ちょっと試してみたい」という方が使ってみるにはよいですが、報酬が少ない求人が多い(しかもそこから利用料が引かれる)のでちゃんと稼ぎたい人にはおすすめしません。

翻訳でまとまった金額を稼ごうとするなら、①で紹介した求人サイトで仕事を探すか、次に説明するとおり翻訳会社に直接応募するのが近道だと思います。

③翻訳会社に直接応募する

3つめの方法は翻訳会社に直接応募することです。

多くの翻訳会社では【自社サイトからトライアル申込み→トライアル合格→翻訳者登録】という流れでフリーランス翻訳者を採用しています。

実務経験を必要とする会社が多いものの、応募分野の実務経験や相応の翻訳学習歴があれば実務経験がなくてもOKな会社もあるようです。

個人的な印象ですが、実務経験よりもトライアルの結果(=翻訳者としての実力)が重視される傾向があると思うので翻訳者として働いた経験がないからといって諦めてしまうのはもったいないです。

翻訳歴が長ければ良い翻訳ができるわけではないですからね。
経験年数にかかわらず、実力のある翻訳者はどの翻訳会社からも求められています。

翻訳会社の有名どころとしてはサン・フレア、翻訳センター、サイマル・インターナショナルなどがあります。

こうした有名どころは大丈夫なはずですが、あまり知られていない翻訳会社と直接取引した際に報酬未払いトラブルがあった話を聞いたことがあります。
応募の際は事前によく調べておくことをおすすめします。

おわりに

今回は「未経験で在宅翻訳の仕事をゲットする方法」を3つご紹介しました。

業務委託であれば完全在宅の求人も多いですし、未経験でもスキルさえあれば仕事を始められます。

ある程度稼いでいきたい人→翻訳者ディレクトリ翻訳者ネットワーク アメリア、各翻訳会社のサイト

お小遣い程度でOKという人→翻訳専門のクラウドソーシングサイト(Gengoが有名)

がおすすめです。

英語を生かして自由な働き方や副収入を獲得していきましょう。

独学で翻訳を学びたい方へのおすすめ書籍はこちらの記事「翻訳者になりたい人におすすめの本7選」にまとめています。ぜひ参考にしてください。