昨日6月2日、英検1級の筆記試験を受験してきました。
英検は、大学2年のときに準1級を受けて以来なので実に7年ぶりとなります。
ここしばらく英語の試験から離れていたので、よけいに緊張しました。
今日は、当日の様子と感想をレポートしたいと思います!
受付が長蛇の列。小学生の多さに圧倒される
早めに着いたほうが落ち着くだろう…と思い、指定された着席時刻の30分前に到着したところ、すでに小学生&保護者の行列ができていてびっくりしました😅
あんなにたくさんの子どもを見たのは久しぶりです。
結局、受付を済ませるまでに15分以上待ちました。
あの調子だとおそらく1時間以上前から来てる人もいるんだろうと思います。
都市部で受験する方で並びたくない場合は、そのくらいの時間には着いている必要があるかもしれません。
<追記>
2020年度第2回以降、混雑緩和のため級ごとに異なる着席時間が設けられました。
また、指定された入場開始時間より前に会場に来ないよう英検協会からお願いされています。
そのため、早くても入場開始時間あたりに到着するのがよいかと思います。
意外と多い1級受験者
過去の受験者の方のブログを読んでいると、「教室に10人くらいしかいなかった」みたいな口コミも見かけたので、今回もそんな感じかな~と思っていました。
しかし、会場に入ってびっくり。
私の受験地では、英検1級の受験者が100人以上はいたようです。
もちろん1つの教室では入りきらないので、20人くらい×5教室で行われた様子でした。
あともう一つ驚いたのは、小学生や中学生(と思われる)1級受験者がわりと多かったこと!
今の子は本当に凄いですね~💦
私はというと、中学3年で3級が限界でした…。
2級すら「そんなの無理無理!」というレベルだったので、日本の若い世代の英語力ってすさまじくレベルアップしているんだなと実感しました。
昔もそういう子は一定数いたのだと思いますが、その割合はどんどん増えているのではないでしょうか。
とはいえ、1級受験者は大人が中心であることには違いありません。
教室を見まわした限りでは、年齢層は20代~50代くらいまでバランスよく分布している印象でした。
席は自由?指定?
英検のホームページには「席は自由です」と書いてあるのですが、実際は係員の人に「○列目の△番目の席に座ってください」と指示されました。
先ほど書いたとおり、私の受験地では受験者数が多かったので、席を詰めて座ってほしかったのだと思います。
たまたま一番前の席だったのでラッキーでしたが、早く来たにもかかわらず後ろのほうに座っている受験者はどう思っているのだろう…と若干気になりました。
(リスニングは、やはり前の席のほうが聞き取りやすい気がするので)
ただし、席を移動したいという申し出はできるようです。
実際、ステレオの目の前の席に移動している人がいました。
飲食可能な場所はある?
1級の試験は午後なので、お昼ごはんを食べてから会場に向かうのか、会場に着いてから食べるのか、少し迷いました。
結局、軽く食事をとってから会場に向かったのですが、これは正解でした。
前述のとおり15分以上並んだので、もし何も食べていなかったら外で並んだまま食べることになってました。
試験前にこれはあんまりやりたくないですよね。
ちなみに、会場には「保護者控室」なるものがあり、そこでは飲食可能でした(教室内では基本、飲食禁止です。隣の席の人は堂々とからあげくんを食べてましたが💧)。
時間があればおにぎりを食べようと思っていたのですが、受付までに時間がかかって余裕がなくなったのと、緊張のため精神的にも余裕がなくなったので(笑)、会場では何も口にしませんでした。
試験直前は何をして過ごしたか?
ひたすら英作文のテキストを読んでいました。
具体的には、事前にピックアップしていた「出題されそうな10テーマ」を確認していました。かすりもしませんでしたが…。
周りの人も、参考書を眺めている人が多かったと思います。
リーディング(大問1・語彙問題)の感想
前半は結構迷うものが多くて苦しかったのですが、後半になるにつれて覚えた単語(パス単に載っている単語)が増えてきて少し気がラクになりました。
単語は例年どおりの難易度だったのではないでしょうか。
熟語はほとんどパス単に載っているものが出たので、易しめだったかもしれません。
リーディング(大問2&3・読解問題)の感想
過去問よりも少し易しめの印象(ただし、過去問が相当難しいと感じていたので、決して「簡単」というわけではありません)。
個人的に、医療・サイエンス系の出題がないのが嬉しかったです💡
過去問では、DNAだの細菌だの、まったく意味のわからない話題が出てきて苦しんでいたので…。
この辺は、得意分野が出題されるのか、苦手分野が出題されるのかでだいぶ得点率が変わってくるかもしれません。
その点では今回はラッキーだったかも。
ライティング(大問4)の感想
まったく予想していなかった伝染病についての出題です…!
前述のとおり、医療分野(というか理系全般)は苦手なので、正直ゲッと思いました😨
苦手な英作文で苦手分野が出題されるという全然ラッキーじゃない展開。
案の定、構成に10分くらい時間がかかってしまい、もうなんでもいいから解答用紙を埋めようと思って必死で書きました。
クオリティは度外視です。
というか、時間があってもわたしの知識量ではそんなに高尚なエッセイは書けません。
トピックは、以下の3つを苦し紛れに挙げました。
①グローバル化による人の往来の増加
→これはみんな書いてそうですよね。
②抗生物質が効かない細菌の出現
→英作文のテキストに載ってたやつを必死で思い出しました。が、思い出しきれず、よくわからないことを書いてしまったと思います…。
③環境破壊や気候変動による将来の不透明さ
→「は?」と思われますか?許してください、ネタ切れです。
地球環境がどんどん変化しているから、対応不可能なウイルスが沢山発生してしまうだろう的な強引な論理を展開させていただきました…。
英作文については採点が甘いことを祈るしかありません。
リスニングの感想
こちらも難しかったです。
これはほんとに撃沈しました。
Part 1はまだしも、Part 2からは何度も置いてきぼりにされまして、かなり苦戦しましたね。
不合格になるとしたら、リスニングが原因だろうと思います。
7割取れている自信は、あまりありません……💧
なんといっても、最後の(ひっかけ?)問題にまんまとひっかかり、ひっかかったことに試験終了のアナウンスを聞きながら気がつくという失態を犯しました。
これ、後味悪すぎます。
正直なところ、昨日はあまりにも悔しくて、何も手に尽きませんでした…。
でも、これが今の実力です。
リスニングはもともと苦手意識があるので、これからたくさん練習しようと思います。
1次試験を終えて思うこと
英検1級は、やっぱり難しかったです。
難しいことはわかっていたので、3か月半くらいかけて準備しましたが、それでもやっぱり難しいなぁと思いました。
振り返ると、勉強中は何度も心が折れそうになりました。
「自分には英検1級はムリなのかな」って思ったりもしました。
今回は受験を見送って、10月の第2回に受けることにしようかな…とも考えました。
でも、やっぱり思いきって挑戦してみて良かったです。
仕事とはまた違った達成感があります。
ちなみに、今日の午後から解答速報が掲載されているようですが、あえて答え合わせはしません。(怖くてできないだけ😨)
ライティングの結果は自己採点しようがないし、他のパートもマークミスしている可能性だってあるので、正式な合格発表を待ちたいと思います。
とりあえず受験のご報告でした!
今回受験された皆様、大変お疲れ様でした😊
<追記>
英検1級運よく合格しました。詳しい結果と今後の目標については以下に書いています。