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英語が上達しにくい人の7つの特徴

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こんにちは、えまです。

今回は、「英語が上達しにくい人の7つの特徴」をお話したいと思います。

これまでの自分や周りの人を観察し、

・こういう時は英語学習が停滞してしまったな
・こういう人は結果が出にくいだろうな

と思った行動や考え方をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみにこれらの7つは、私自身が
「こうはならないようにしよう!」
と日頃気をつけていることでもあります。

もし「あてはまってるかも…」という項目があっても大丈夫。

以下に挙げる7つのことは、今日からすぐに改善できることです。

それでは、さっそく見ていきましょう!

英語が上達しにくい人の7つの特徴

英語が上達しにくい人の特徴は、以下の7つです。

1. すぐに結果を求める
2. 人と比べる
3. 人の英語を批判する
4. 自分に厳しすぎる
5. 教材をコロコロ変える
6. 細かいことにこだわる
7. 実はそれほど英語ができるようになりたいと思ってない

1. すぐに結果を求める

よく言われることではありますが、英語学習は「継続が命」です。

1か月や2か月でペラペラ!とかはあり得ません。
(最近はそういう怪しい教材は減ってきていると思いますが…)

初級~中級の頃は英語力アップを実感しやすいかもしれませんが、
「中級→上級」の壁にぶつかるときが、誰にでも訪れると思います。

わかりやすいのでTOEICを例に使いますが、

TOEIC400点→800点

TOEIC900点→990点

は、同じくらいの時間(=勉強量)が必要になります。

TOEIC700~800点台くらいで
「なんだか上達している感じがしない…」
「これ以上にできるようにならないんじゃないか…」
と不安になることもあると思います。

TOEIC900点はとれたけど、そこから点数が上がらない…
ということもあるでしょう。
(私自身、900点から990点までに6年を要しました。)

この「頭打ち」の時期がいつ来るのかは人それぞれですが、
英語学習者は誰もがこういう経験をしているはずです。

そういうときは英語に対するモチベーションが下がってしまうかもしれません。

そこで思い出して欲しいのは、
「結果が出ない時期は、その後に英語力が大きく上がるサイン」
だということです。

頭打ちの時期に辞めてしまったらそこまでですが、
そのときに辛抱強く学習を続けていると、いつか

「あれ?なんか前よりできるようになってる…?」

と思うときが来ます。

そうすると英語学習自体が楽しくなるので、自然と勉強量も増えて、
さらに上のレベルへの階段を登っていくことができます。

なのである程度のレベルに達するまでは、

「結果を求めない」

ことが大事です。

何も考えず、ひたすら毎日英語に触れ続ける。
1分になる日があってもOKです。

歯磨きやお風呂と同じ感覚で、
「英語学習をしないと気持ち悪い」
くらいの状態を作ることを目標にするのがお勧めです。

・英語学習をするのが当たり前
・目に見える結果はすぐに表れなくて当たり前

こういう心構えでいると、英語学習が続きますし、
最終的に結果も出やすくなります。

2. 人と比べる

身近に英語学習をしている友人や同僚がいる方は、

「あの人はTOEIC●点を取ったのに自分のスコアは上がらないのはなぜ…?」
「あいつ、いつのまにこんなに話せるようになったんだ…?」

といった焦りや不安を感じたことがあるかもしれません。

それが昇進や昇給につながったりすると、嫉妬すら感じてしまうかもしれませんね。
正直、その気持ちはよく理解できます。

しかし!

他人の英語力と自分の英語力は、まったく関係がありません

他人が良いスコアを取ったとしても、それで自分のスコアの価値が下がるわけではないし、

他人が英語ペラペラになったからといって、自分が一生喋れないまま・・・

なんてこともありません。

周りの状況に関係なく、あなたの英語力には価値があります。

周りの状況に関係なく、努力の量に見合った結果が返ってきます。

他人の英語力は、
自分の英語力には何の影響も及ぼしません。

英語力を決めるのは、
『自分が英語学習に費やした時間』
だけです。

独学で10年くらい英語を勉強していますが、
最終的には「量」がモノを言う
という結論に至りました。

私自身を振り返ってみると、英語力が停滞していた時期は
そもそも英語学習時間が少なかったんですよね。

そりゃあ上達しなくて当然です。

ある程度正しいやり方というのはありますが、
基本的に語学というのは「やればやっただけ」結果が出るものだと思います。

目に見える形ではすぐに表れなくても、
学習量は自分の中に確実に蓄積され、

いつかのタイミングで必ず大きく花開くときが来ます。

だから、他人の英語力に気を取られている時間はもったいないです。

焦りや嫉妬といった負の感情でモチベーションが下がってしまったら、
それこそ本当にもったいないこと。

「人がどうあれ、自分のことに集中する!」

ということを心がけると、英語学習だけでなく人生全体が好転するはずです。

3. 人の英語を批判する

上でお伝えしたことと根っこは同じですが、
他人の英語にケチをつけない
ことも重要です。

YouTubeの「芸能人の英語力」みたいな動画を見ると、
必ず一人は「この発音じゃ通じないでしょ」的なコメントしてる人いませんか?笑

英語で動画を投稿してる一般人にも、
「ヘタクソな英語を喋るな」
といった中傷コメントを見かけることがあります。

これを読んでくださってる方にはそういう人はいないと思いますが、

他人の英語を批判する人に、英語ができる人はいません。

他人の英語をあれこれ評価するのは、

「自分の英語力への自信のなさ」

が潜在意識にあるからです。

他人を下に見ることで、自分のレベルが上がったような気分になることで
自信のなさを穴埋めする心の作用です。

でも、これには大きな副作用があります。

それは、

「自分の英語も同じように批判されるかも」

という恐怖が心に植え付けられることです。
たとえ自分がそう意識しなくても。

だから、英語を口に出すことに消極的になってしまうのですね。

でも、英語を話せるようになるには、
たくさん間違えることが一番の近道。

発音であれ、文法であれ、間違えることなく英語ペラペラになりました!

なんて人は存在しません。

自分の英語力を上げたかったら、
他人の英語を批判しないこと。

「間違えることは恥ずかしいことじゃない」
という意識を自分に植え付けること。

ちょっと英語ができるようになるとアレコレ言いたくなる気持ちはわかりますが、
控えたほうが自分のためです。

繰り返しになりますが、

自分の英語力を上げることに集中する

これがとても大事です!!

4. 自分に厳しすぎる

1.でお伝えしたように、英語は結果が出るまでに時間がかかります。

わたしも、これまでに何度も

「自分の英語はもう上達しないんじゃないか…」
「語学の才能がないから無理なのかな…」

と心が折れそうになってきました。

「英語ができるようになりたい!」

という気持ちが強いほど、

「こんなんじゃまだまだダメだ」
「なんでこんなに英語ができないの?」
「今日もさぼってしまった。私はなんて怠け者なんだろう」

と自分を責めてしまう人が多いかもしれません。

でも、断言します。

自分を褒めると、英語が上達する!!

これまである程度英語を勉強してきた人は、今すぐ
「日本語しか知らない状態から、よくここまでやってきたなぁ」
と自分を褒めてください。

忙しい合間を縫って英語を勉強したのなら、
「今日は10分勉強した!えらい!!」
と自分を褒めてください。

外国語を覚えるというのは、とても凄いこと。
誰でもやればできますが、誰もがやれるわけではありません。

仕事に家事に忙しい中、継続して学習できる人は少数派だと思います。

英語が喋れるようになったとか、ならないとかは一旦脇において、

英語を通じて自分を成長させようという意欲がある

それ自体が素敵なこと。

英語に関して自分を責めると、「英語は嫌なもの」という情報が脳に届きます。
英語に関して自分を褒めると、「英語は楽しいもの」という情報が脳に届きます。

責めれば責めるほど、どんどんやる気が失せていくし、
褒めれば褒めるほど、どんどんやる気が湧いてきます。

どちらが得かは一目瞭然ですよね。

今日から
「英語に関して1日1回は自分を褒める」
ことを習慣化しましょう!

1日10秒で大きな違いが出るはずです。

5. 教材をコロコロ変える

ここまでマインドセットの話が中心でしたが、
勉強方法に関することも少しだけ。

以前「TOEICのスコアが伸び悩んでいる」という知人の相談に乗ったのですが、
彼女はわたしが知らない参考書の名前をよく知っていました。

わたしが「どれも知らない」と言うと、
「えーっ、900点超えてるのに知らないんですか?」
とびっくりされたんですね。

でも、いろんな参考書を知っていることと、英語力との関係はありません。

まぁ長いこと勉強してれば自然といろんなテキストを知ることになりますが、
少なくともTOEIC対策は公式問題集と模試、特急シリーズだけで足ります。

1冊のテキストを完全に自分のものにするには時間がかかるので、
必然的にそんなに多くの本を買えないんですよね。

他の本に目移りする余裕もないはずです。

なので、「1日中英語を勉強しています」という方を除き、

たくさん参考書を持っている
=どれも中途半端になっており、内容が身についていない

という可能性が高いです。

辛口に聞こえたら申し訳ないですが、その知人に対して
「やる気があるのにもったいないな」
と思ったので、あえてお伝えしています。

「どこかにとってもいい教材があるはず!」

と思ってひたすら情報収集している人も見かけますが、
そんな魔法のような本も教材も存在しません。

どう使うかが、その教材の価値の9割を決めます。

どんなにいい教材だろうと、生かすも殺すも自分次第。

英語を上達させようと思ったら、

「これだ!」と決めた参考書を何度も繰り返す

これが鉄則です。

6. 細かいことにこだわる

これは私の学生時代の失敗談から。

「いまいち英語のことをわかっていない気がする…」
と思ったわたしは、

総合英語Forestという厚い文法書(600頁超)を第1章からノートにまとめる

という作業を始めました。

「文の種類」「動詞と文型」という基礎の基礎から、順番にです。

結果どうなったか?

第2章で挫折しました。
そのノートは部屋の押入れで眠っています。

英文法には名詞の可算・不可算に始まり、冠詞の使い方、前置詞の使い分けなど、
ノンネイティブにはかなり難しい分野もあります。

わたしはこの壁を越えたくて先ほどのノートまとめを始めたのですが、
2日であえなく挫折。

今思うのは、

あのまま続けたとしても、それほど頭に入らなかったんじゃないかな?

ということです。

上に挙げたようなこまかな文法ポイントは、
テキストを読んで暗記するというよりは、

たくさん英語を読んだり聞いたりして、感覚で掴んでいくもの

なのだと段々わかってました。

効率よくぱぱっと覚えられる、というようなものではありません。

長年の積み重ねで、
少しずつ”体得”していくしか道はないのだと思います。

それに、こまかい文法が違っていたとしても、
コミュニケーションに支障をきたすことはほぼありません。

相手もこちらがノンネイティブなので、完璧ではないことは理解してくれます。
(これを理解しない相手とは、話さなくていいです!w)

「aなのかtheなのか、はたまた無冠詞なのか、よくわからん」

と思っても、
超上級者になるまではとくに気にしなくてよいでしょう。

英検1級を持っていても、冠詞を瞬時に使い分けられる人はごく僅かだと思います。
(わたしも以前よりは改善してきましたが、それでもよく間違えます。)

細かなルールはとりあえず無視して、
たくさん英語のシャワーを浴びまくりましょう!

そうすれば、少しずつ感覚が身についてくるはずです。

7. 実はそれほど英語ができるようになりたいと思ってない

いろいろお話してきましたが、
「英語が上達しない原因 第1位」は何でしょう?
と聞かれたら、わたしなら

勉強時間が足りないこと

ではないかと答えます。

なんだかんだ、英語はやればできるようになるし、
やらなければできるようにならないですね。

当たり前すぎて申し訳ないですが。。

でもやっぱり、

仕事や家事など日々の忙しい生活がある中で、
残った自由時間を英語に注ぎ続ける。

これができる人が、
英語学習に成功するんだと思います。

そのために必要なことは何か?

それは、

ぜったいに英語を話せるようになる!という強い気持ち

だと思います。

英語が話せるようになることを心から望んでいるのか?

「なんとなく」ではなく
「自分の人生には英語が必要なんだ」
という確信を持って英語に取り組んでいるか?

英語が話せるようになるために、

テレビやネットサーフィンなどの娯楽の時間、
ぼーっとする時間、趣味にあてる時間、
自分に必要な参考書やレッスンのためのお金、

こういったものを引換えに差し出す覚悟はあるか?

時々、自分に問いかけてみることも大事です。

わたしは、心から英語を話せるようになることを望んでいます。
そのために、毎日○○をしています。

と今すぐ言える人は、遅かれ早かれ英語が上達するはずです。

ちょっと考えてしまったという方は、

「本当に英語を使えるようになりたいのか?」

この機会に自分に聞いてみてください。

英語への取り組み方が変わるきっかけになると思います。

まとめ

今回は、私の経験から
「英語が上達しにくい人の7つの特徴」
をお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

私も「全部あてはまってない!」とは言い切れないのですが、
これからも少しずつ意識改革していきたいと思っています。

英語に対する行動とマインドを変えれば、
学習の結果にもおのずと変化が表れます。

参考になりましたら嬉しいです。

今日のひとこと日記

絶対に英語を話せるようになると決意しよう。