英語学習法

英語初心者の大人がまずやるべき3つのこと【独学で英語やり直し】

こんにちは、えまです。

今回は、

社会人になって英語はしばらくやってない。
これから英語の勉強をやり直したい。
何から始めればいい?

という方向けの記事です。

私自身は学校英語をベースに、大学からは独学で英語を学んできたのですが、

20歳になるまで発音記号の意味を知らず、カタカナ発音しかできない状態でした。

ですが、試行錯誤しながら学習を進め、TOEIC990点と英検1級を取得し、今は翻訳の仕事をしています。

これまでの自分の英語学習を振り返ると、わりと反省すべき点が多いのも事実。

以下では、これまでの経験を踏まえて

「もし私がこれから英語を学ぶなら、こんな方法を選ぶ」

という英語上達最短ルートをお伝えしたいと思います。

英語初心者の大人がまずやるべき3つのこと

英語をやり直すときに、まず取り掛かるべきことはこの3つです。

  1. 中学英語の文法をおさらいする
  2. 英語の発音をさらっと学ぶ
  3. とりあえずの目標設定

順番にみていきましょう。

中学英語の文法をおさらいする

英語は文法が命です。

文法さえわかっていれば英語の意味がわかりますし、
逆に文法がわかっていないと英語が上達することはありません。

単語も大事なのですが、辞書やネットで調べればすぐにわかりますよね。
でも文の構造がとれないと、たとえ単語の意味がすべてわかっていても全く違う解釈をしてしまうんです。

なので、わたしは文法を最優先で学ぶべきだと思っています。

最初に文法をきちんと学ぶか学ばないかで英語学習の成否が決まる

と言っても過言ではありません。

最初は退屈かもしれないのですが、
理解できてくると英文がどんどん読めるようになってきます。

文法は、単語や熟語と違って、一度学んでしまえば後は慣れるだけです。
文法テキストを1冊やり終えたのに、新しいことが次々に出てくるなんてことはありません。

なお、

・学生時代に英語が苦手だった
・5文型が何だったかもはや思い出せない
・関係代名詞ってなんだっけ?

という場合は、中学英語に絞って学習することをお勧めします。

英会話だけが目的なら、中学までの文法で十分コミュニケーションは可能ですしね。

具体的な方法は、【薄めの文法テキストを1冊仕上げる】ことです。

「仕上げる」の目安については、以下を参考にしていただければ幸いです。

  • テキストの説明が9割理解できた
  • テキストの問題をすべて正解するまで解いた
  • テキストに出てくる単語の意味を9割覚えた

単語は後回しでいいとお伝えしましたが、やはり最低限の知識はあった方がいいです。
そこで、文法テキストに出てきた単語だけをまずは覚えましょう。

テキストの例文に使われるような単語は重要単語であることが多いので、無駄がないと思います。
(最初から単語帳を買うと、挫折につながるのでお勧めしません。)

どのテキストを使うのか?は、手元にあるものでも、本屋さんでピンときたものでも、何でもOKです。
「何を選べばいいかよくわからん」という方は、以下がおすすめです。

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

中学英語は何となく覚えている方は、高校英語まで復習しておきましょう。
図解 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する

最初から厚いテキストを選んでしまうと、
「1周終わったときに、最初のほうの内容を忘れている」
ということがおきるので、薄めの本を選ぶといいと思います。

わたしは「中学・高校6年間の…」の方を購入しましたが、会話形式なので読みやすかったです。
軽いテイストですが、押さえるべきポイントがコンパクトにまとまっていました。

無料ダウンロード音声を使って瞬間英作文トレーニングまでやれば、基本は身についたと思ってOKでしょう。

また、テキストを読んでいてイマイチわからないところや、もっと掘り下げて知りたいところを調べるために辞書的に使う文法書を用意しておくと便利です。

「一億人の英文法」か「Evergreen」がメジャーかと思いますが、わたしは英文法解説を使用しています。

ほんとに何でも載っているので、これから英語をシッカリ学びたい人には超おすすめ。
これ1冊持っていれば、文法に関して困ることはまずありません。

英語の発音をさらっと学ぶ

文法と並行するか、文法を学んだ直後にしてほしいことが
「発音の基本を学ぶ」ということです。

理由は不明ですが、日本の公立学校では「発音」を全くといってよいほど教えません。

わたしは、日本人が英語ができないと言われる原因の1つは間違いなくこれだと思います。

発音は、文法と並んでとても重要です。
学校で習わなかった方は、これ以上カタカナ英語に汚染される前に早めに学んでおきましょう。

例えば、
hut(小屋)とhat(つばのある帽子)の違い
sheet(シート)とseat(椅子)の違い

がわからないという方は結構多いのではないか、と思いますがいかがでしょうか?

わたしが独学で英語を学び始めた20歳の頃、最初にぶつかった壁が「発音」でした。

上記の2つの違いについて、両方とも答えられない状態だったのです。。

なにしろ、apple → アップル と読んでいたレベルです。
完全なるカタカナ英語ですので、英語は話せないし、リスニングも大の苦手でした。

そんなときに救われたのが、この本。
英語のリスニングは発音力で決まる!

12日間で一通りの発音が学べるテキストです。
パート1とパート2に分かれており、パート1(7日目まで)だけでも英語力が別人レベルになると思います。

大げさだと思われた方、ぜひ試してみてください。

わたしはこの本を読んで
「英語ってこういう風に発音されてたのか!!」
ということがわかり、まさに目からウロコでした。

そして「こんな大事なことをなぜ学校で教わらないのか・・・」と愕然ともしました(^^;)

それはともかく、この本のタイトルにあるとおり、
発音を知っていればリスニング力は自然と伸びます。

逆に発音を知らずにいくらリスニングの練習をしても、あまり効果的ではありません。

わたしは、この本で1週間だけ発音を学んだだけですが、
英語が外国人に問題なく通じるようになりました。

専門的な内容まで踏み込む必要はなく、
ほんの基本的な発音を学んだだけで世界が変わります。

これから英語を本格的に学ぼうという方は、変なクセがついてないぶんラッキーだと思ってください。
カタカナ英語で進んできてしまったという私のような方も、必ず矯正できます。

1週間で今後の英語力の伸びがまったく違ってきますので、ぜひ発音に取り組んでみてください!
ポイントは、「気軽に、ある程度適当に」です。

基本的なルールはこの本で学べるので、後は実践で慣れていくといいですよ。
(好きな洋楽を歌ったり、リスニング練習をしたりすればOKです!)

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とりあえずの目標設定

文法(+基礎単語)と発音を学んだことで、英語力の土台はできあがりました。

次にやることは、「とりあえずの目標設定」です。

土台は整ったので、あとはたくさん英語に触れるだけなのですが、これがなかなか難しい。笑

最初はやる気満々だったのが、日々の生活に追われて気づくとフェイドアウト…

という事態になりがちです。

そこでおすすめしたいのが、何か具体的な目標を定めることです。

とくに思いつかない場合は、英検をおすすめします。

英検協会HPから過去問が見れるので、自分のレベルに合いそうな級を探してみましょう。

筆記の問題を見て「6割くらいは理解できる」級を受けてみるといいと思います。

社会人だとTOEICを受ける方が多いかもしれませんが、わたしは英語やり直しを始めたばかりの方にTOEICはおすすめしません。

TOEICは、受験者全員が同じ問題を解くので、自分に合った学習をするのが難しいからです。

スコアを上げたいあまりにテクニックに走ってしまい、後に伸び悩む…というパターンに陥りやすいんですよね。

これに対して英検は、レベルに合った級を選べるため、着実にステップアップしていけます。

また、1回の試験でライティングとスピーキングを含めた4技能を測れるので、バランスよく学習を進めることができます。

「それでもTOEICのスコアが必要なんだけど・・・」

という方もご安心ください。

英検2級に合格する頃には、TOEICにも問題なく対応できる力が付いているはずです。

そのくらいの力があれば、TOEICについては公式問題集で対策することで700点以上は取れますよ。

最初からTOEICを受けるとどうしてもリーディングとリスニングに偏りがちなので、英検をメインにすると英会話にもスムーズに入れると思います。

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資格試験を受けても話せるようにならないと言う人もいます。

でも、資格試験のようなわかりやすい目標があった方が、モチベーションも上がるし挫折しにくいと私は思います。

ただ「高い英語力を身につけたい」だと、具体的にどうすればいいのかよくわかりません。

最終的な目標にどうすれば近づいていけるのか?

それを示してくれるガイド役が、資格試験だと思ってます。

特に英語学習に使える時間が限られている社会人は、資格試験を上手に活用することが上達の近道ではないでしょうか。

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まとめ

今回は、これから英語をやり直す社会人の方向けに、まずやるべきことを3つご紹介しました。

  • 文法・発音の基礎を学ぶ
  • 実践や資格試験を通じて繰り返し練習を積む
  • その過程でボキャブラリーを増やしていく

という順序で、英語力を効率的に高めていってください。

英語学習には終わりがありませんが、基礎を押さえて継続していけば必ず上達するものです。

参考になりましたら幸いです。

今日のひとこと日記

英語学習の柱は、文法・語彙・発音。
文法と発音は短期集中、語彙は長期的に取り組もう。