英検1級

英検1級二次試験(面接)対策まとめ!参考書は1冊でOK

こんにちは、えまです。

今回は、英検1級二次試験に向けてわたしが行ったすべての対策をお伝えします。

・これから英検を受ける人
・将来英検1級を受けようと思っている人
・スピーキングの練習方法を知りたい人

の参考になればうれしいです。

英検1級二次試験(面接)の概要

英検1級の二次試験(面接)の内容は、以下の2つです。

◆2分間のスピーチ
◆4分間の質疑応答

最初に5つのトピックが書かれたカードを渡され、
1分間でトピックを1つ選び、スピーチの内容を考え、
その後2分間のスピーチを行います。

スピーチが終わると、面接官からスピーチで話した内容やトピックに関する質問があるので、これに答えます。

試験時間は、入室後の簡単な会話も含めて約10分間です。

わたしが二次試験に向けて行った対策

以下では、わたしが二次試験の面接に向けてどのような準備をしたかを紹介します。

なお、わたしは一発合格ではありますが、合格ラインが602点のところ630点という、かなりギリギリの合格でした。

なので、高得点で合格したい!という方の参考にはならないかもしれませんが、

スピーキングが苦手でどうしようもないけど英検1級受かりたい。
どうしたらいい?

という数か月前のわたしと同じ状況の方には、何か参考になればと思っています。

対策① 英作文対策本を読み込む

上記のとおり、面接では最初に5つのトピックから1つを選ぶのですが、
このトピックは一次試験の英作文の出題分野とほぼ重複しています。

英検協会が出している英検Can-doリストをみてみると、
合格するとできることとして

話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりをすることができる
書く:社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる

とあります。

つまり、両方とも出題分野は

「社会性の高い話題」

で共通しています。

二次試験の過去問をみても、
英作文の問題と似ているものがけっこうあったので、

「このまま英作文のテキストを繰り返して、自分のものにすればいけるかも」

と思いました。

そこで、英作文対策として使用していたジャパンタイムズの「英作文問題完全制覇」を引き続き読み込むことにしました。

ペースとしては、1日に2分野程度を、通勤電車の中で読んでいました。

面接が英作文と違うのは、内容を考える準備時間があまりないことです。

1分間でスピーチの内容を考えなくちゃいけないし、その後の質疑応答では、質問されてすぐに答える必要があります。

そのため、あるお題をみたらパッと頭にアイデアが浮かぶ状態にしないとな…と思っていました。

そこで、上記に加え、

ジャパンタイムズ本に掲載されているアイデア(この本では「コンテンツブロック」と呼ばれています)をノートにまとめていく

という作業をしました。

解答例を読んでポイントとなりそうな箇所を抜き出し、要点まとめを作る感じです。

書くことによって、この本の膨大な内容が整理され、頭に入りやすくなります。

わたしの実際のノート↓

また、この作業をする際、自分の苦手分野については除外しました。

面接の本番では、よっぽどのことがない限り苦手分野はトピックとして選ばないと決めていたからです。

わたしは科学とか医療分野がまったくダメなのですが、
こういった分野のトピックを選んでしまうと
スピーチはなんとか乗り切れても、質疑応答で100%詰みます。

日本語で答えられないことを、英語で答えられるわけがないので、
最初から苦手な理系分野は捨てることにしました。

英作文ではお題が1つしか提示されないので、万遍なく対策する必要がありますが、面接では5つの中から1つ選べばいいのでこういう戦略が成り立ちます。

いくらなんでも、5つのうちすべて理系分野からの出題ってことはないはずなので。
(英検ってよくできた試験だなあと思いますよね。)

二次試験は、社会性の高い話題の中から自分の得意分野に絞って「狭く深く」準備をする。

これが効率のよい対策だと思います。

対策② オンライン英会話で会話練習

ジャパンタイムズ本の読み込みと並行して、オンライン英会話でレッスンを受けていました。

本来ならば、2分間スピーチも含めた面接の模擬練習をしてもらうべきなのですが、
わたしは2分間スピーチができるレベルではありませんでした。

そこで、

  1. 過去問から1〜3つくらいトピックを選んでおく
  2. レッスン前に「今日はこのトピックについてディスカションしたい」と講師に連絡する
  3. 選んだトピックについて、自分の意見をぼんやり考えておく
  4. レッスンで、トピックに関する会話をする(最初にできる限りで自分の意見を言って、先生はどう思いますか?と話しを振る)

という流れでレッスンを受けていました。

わたしはなかなかスピーチができなくて、初めて2分間スピーチに挑戦したのが試験前日という危機的状況でしたが、できる方は④のところで「2分間スピーチをするから聞いてください。その後に質問してください」とお願いするとより実践的です。

ちなみに、先生へのレッスン前のリクエストはこんな感じで送ってました。

I would like to discuss the question “[過去問から選んだトピック]” in tomorrow’s lesson. I look forward to meeting you!

先生の意見もよく聞いて、使えそうな表現があったらメモしておくようにしていました。
(聞き逃すこともあるので、録音しておくとよいです。)

面接は、一人で練習することも大切なのですが、
当日は面接官(日本人1人とネイティブ1人)と会話をすることになります。

独り言と会話はやはり別物なので、
当日緊張して固まってしまう…ということのないように
英語での会話にある程度は慣れておくことが大事だと思います。

対策③ 新聞で気になった記事をスクラップ

最後の対策は、
「新聞を読んで面接のネタになりそうと思った記事のスクラップ(切り抜き)」
です。

わたしは、スピーキング力(思ったことを即座に英語でアウトプットする力)が低いことにも苦労したのですが、

それ以前に、英検で出題されるようなトピックに対してなんの知識も考えもないことが悩みの種でした。

スピーチのネタはジャパンタイムズ本で調達できるのですが、これだけでは質疑応答できちんと答えられるかやや不安が残ります。

そこでたどり着いたのが、新聞でした。

新聞は、本当に素晴らしいです。

面接対策として初めて新聞を隅から隅まで読んでみたのですが、

英検で扱われている問題って、こんなに新聞に載ってるんだ!

と感心しました(いまさらですが笑)。

よく「試験英語は実生活とは別物だから、いくら試験対策をしても実際に英語を使えるようにはならない」とも言われますが、

少なくとも英検は、今まさに1人1人が考えて社会全体で議論していくべき問題、つまり現代を生きていく上で重要なトピックを取り上げています。

そして、
重要な社会問題を広く浅く学ぶのに最適なツールが新聞です。

新聞は、面接ネタの宝庫ですよ。

わたしは、本番の質疑応答で絶体絶命のピンチに陥ったのですが、
たまたま読んでいたある小さな記事のおかげで、なんとかその場を切り抜けることができました。

その記事を読んでいなければ、わたしは不合格だったかもしれません。

普段新聞を読まない方は、面接の直前1ヶ月だけでも購読する価値はあると思います。

英検が求めているのは、スピーチの丸暗記ではなく、自分の意見を自分の言葉で伝える力をつけることです。

だからこそ最近は、定番のトピックにひとひねり加えた(つまり丸暗記では対応しきれない)出題が増えているように感じます。

わたしの発信力はまだまだですが、

英検を通じて「社会で今起きていることに目を向け、能動的に学び、自分の頭で考え、アウトプットすることの大切さ」に気づけただけでも、英検を受けてよかったと思っています。

まとめ

少し脱線してしまいましたが、
英検二次試験のために行った対策は、このページで紹介したものがすべてです。

わたしの英検1級面接対策

① 「英作文問題完全制覇」の読み込みと要点まとめ
② オンライン英会話で会話練習
③ 新聞でネタ集め

一次試験が終わってから約1ヶ月ありますので、
この時点で「面接どうしよう…」という人も準備次第で十分合格圏内に持っていけますよ。

一次試験に合格する人は、スピーキングの基礎は身についているはずなので、
あとは実践あるのみです。

実際の面接の様子はこちらの記事に書いています。

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