翻訳

翻訳の仕事をするには何をしたらいい?私が未経験から転職できた理由

こんにちは、えまです。

今回は、
「翻訳未経験で転職活動を成功させる方法」
について書こうと思います。

実際に未経験から翻訳者として転職した経験を基にお伝えするので、

「翻訳の仕事に興味があるけど、どうしたらいいのかわからない」
「未経験でも正社員になれるのかな?」

と思っている方の参考になれば嬉しいです。

翻訳の仕事は未経験でも大丈夫?


大丈夫です。

というか、だれでも最初は未経験なので、当たり前といえば当たり前ですが。

まずは「翻訳 転職」「翻訳 求人」といったワードでGoogle検索すると、雰囲気がつかめると思います。

派遣社員や契約社員だと「未経験でも可」という会社がわりと多くある一方、
正社員になると、たとえば「翻訳業務経験2年以上」のような応募資格を設けているところが目立つ印象かもしれません。

ただ、注意深く探していくと、未経験でも正社員で募集している求人もあります。

私もそうしましたが、隅から隅まで粘り強くチェックしていると、「おっ!」という会社が1つは見つかるものです。

「絶対にゆずれない条件」というのを決めて、それに合う会社があればひとまずブックマークしておきます。

ちなみに私の場合は、
「正社員採用で残業少なめ」
という条件で探していました。

【参考】私が転職活動中に登録していた求人・転職サイト
・マイナビ転職
・doda(デューダ)
・リクナビNEXT

1. どんな会社があるのかざっと目を通す
2. 気になる会社があれば、ブックマークor申し込む

といった感じで、気軽に見てみるのがよいと思います。

いろんな会社があって、見てるだけでもけっこう楽しいですよ。

転職は職種を問わず、とりあえず何か行動してみることが大切だと思います。

翻訳者になりたいと思ったら、最初にやることは「会社を探すこと」です。
(未経験からフリーランス翻訳者は、かなりハードルが高いです。)

未経験だからといって諦めず、妥協せず、
自分が心から魅力的だと思える会社を徹底的に探しましょう。

”運命の出会い”が、必ずひとつはあるはずです。

翻訳者として採用されるための条件


わたしが転職活動を振り返って、大切だと思ったことを3つ挙げます。

1. 最低限の英語力

翻訳者として採用されるために必要なこと、それはやはり英語力です。

ただ、ものすごーーく高い英語力がないと採用されないのか?

と言われると、そうでもありません。

また、翻訳であれば、英語が話せない人でも基本的に問題ありません。
【読み書きさえできればOK】です。

英語の専門職というと身構えてしまう方もいるかもしれませんが(私もそうでした)「やってみたい」と思ったらドンドン応募していくべきです。

これは「わたしの英語力なんてまだまだだから・・・」と思って応募しない人が多いためです。

具体的な目安としては「英検準1級orTOEIC900点以上」です。
(TOEIC700点代でも応募可能なところはありますが、派遣が多い印象です。)

このくらいの英語力があれば、翻訳者になるための勉強はすっとばして
さっさと実務経験を積んだほうがよいと思います。

「TOEICなどの資格があっても転職できない」という人もいますが、
未経験者を採用するときの判断材料って「資格」以外になにがあるのでしょうか?

TOEIC500点の人とTOEIC900点の人が応募してきたら、
翻訳会社が採用したいと思うのは(他の条件がほぼ同じなら)TOEIC900点の人ですよね。

まだ英検準1級もTOEIC900点も持っていない場合は、
短期集中でどちらかの試験(もしくは両方)を受けてみるとよいと思います。

資格があると、
「この人は、社会人になってからも自発的に勉強できる人なんだな」
というアピールにもなります。

資格をバカにする人もいますが、
業務経験がないなら資格でアピールするのが一番手っ取り早いです。

「英検準1級、TOEIC900点以上」あれば、翻訳者として一人前になるための素養はあると認めてもらえるはずです。

2. 翻訳に対する意欲

未経験者に期待するもの、それは仕事に対する「意欲」かもしれません。

「意欲があっても何もできなきゃ意味ないじゃん!」

と思われるかもしれませんが、

基本的に、未経験者は何もできません。

帰国子女だったり、英文科卒だったりすればまた話は違うかもしれませんが、
英語圏で生活したことも、英語を専門的に学んだことも、英語を業務で使ったこともない人は、数年はほぼ使い物にはなりません。

翻訳のセンスがある人は確かにいますが、それでも一定のレベルに達するには最低2年は必要だと言われています。

そして、採用する側も、それを承知で採用しています。
(未経験者に即戦力を求める会社は、翻訳のことを何もわかっていないか、ただのブラックなのでこっちからお断りしたほうがよいです。)

なので、応募者が見られているのは、

入社後に努力して一人前の翻訳者になる意欲があるか

というところだと思います。

先にお話した資格取得の話も、たとえば

「自分はこれまでも独学でコツコツ英語を学んできた」
「その過程で、英語を仕事にしたいという気持ちが強くなったので応募した」

という志望動機を伝えるときに、自分の発言に信憑性をもたせることにつながっています。

英語を積極的に学んできた裏付けとして、資格を使うということです。

採用段階では、最低限の英語力があればいい。
あとは、入社後に本人がどれだけ努力する意思があるのか。

未経験の人を採用するとき、最も重視されているのが意欲かもしれません。

もしも、抜群の英語力や翻訳スキルがないとダメということであれば、
私は採用されていないはずなので。

ただし、採用基準はその会社の採用担当者の考え方にも大きく左右されるため、「成長意欲」を見てくれる会社を探してみるのがいいと思います。

そういう会社は、人を育てる文化が根付いている可能性が高いです。

いずれにせよ、採用するかどうかは相手が決めることなのでコントロールできません。

面接では、自分に自信をもって「翻訳がやってみたい!」という気持ちを伝えればOKだと思います。

あとはご縁にまかせましょう。

3. 特定のジャンルに関する専門知識【あれば有利】

わたしが未経験ながら翻訳の仕事にありつけたのは、

最低限の英語力と意欲を認めてもらえたから

これ以外の理由はないと思ってます。
(これ以外にアピールできる材料がなかったので😓)

この2つだけあれば、応募してみる価値は十二分にあるのですが、
「これがあればもっとラクに転職できたなー」と思うのが、

特定のジャンルに関する専門知識

です。

翻訳といってもいろんなジャンルがありますが、たとえば

「ITに詳しい」
「大学院の専攻は機械工学です」
「医療分野の知識があります」

というような英語以外の専門知識があるとかなり有利です。

翻訳をやりたいという人は「英語が好き」という人が多いと思うのですが、
英語が好きというだけでこの職業を選ぶとちょっとガッカリというか、
想像してたのと違ったと思うかもしれません。

わたしの普段の翻訳業務では、リサーチにけっこう多くの時間をかけています。

いろんな会社の文書を訳すので、その会社の事業(製薬、自動車、鉄鋼 etc.)に関する専門用語がバンバン出てくるんですね。

そうすると、単語帳にはけっして出てこないような、マニアックな単語も訳さないといけないわけです。

また、そもそも訳そうとする日本語の意味がわからない!という事態もよくあることです。

しかし、何か専門分野があれば、
その分野の翻訳はリサーチが最小限で済むので、短時間で質の高いものが出来上がりやすくなります。

こういった得意分野があるのであれば、
その分野の翻訳者を募集している会社に申し込めば、採用の可能性はグッと高まります。

高い専門知識のある翻訳者は、おそらくどの業界でも不足しています。

なので、多少英語力が低めでも、期待をこめて採用してくれる場合が多いはず。

もちろん「自分は英語オンリーです」という人も、しつこいようですが入社後に必要な知識を学んでいけばいいので、落ち込む必要はありません。
私も同じです。

翻訳には、英語力だけでなく「リサーチ能力」も重要

ということだけ、頭の片隅に置いておいていただければと思います。

まとめ:とりあえず行動あるのみ


今回は、「翻訳未経験者の転職」というテーマで私の経験をシェアしました。

まずはどんな会社が求人を出しているのか覗いてみて、よさそうなところがあればとりあえず応募してみたらいいと思います。
たとえ不採用になっても、失うものはなにもありません。

私も、だめもとで応募したら採用していただけて、嬉しいのと同時に驚きました。
(一人前になるには長---い道のりがありますが。)

翻訳は、一筋縄ではいかない骨の折れるお仕事ですが、英語力はもちろん日本語力やリサーチ能力など、いろんな面で成長できる魅力的な職業だと思います。

興味があるのであれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。