英検1級

英語力を上げたいならTOEICよりも英検がおすすめ!

こんにちは、えまです。

「英語の資格試験なんて受ける意味ないよ!
どんどん外で英語を使って、実践しながら身に付けるほうが効率的!」

という意見をたまに聞きます。

これは半分正解で、半分間違いだと思います。

たしかに、英語は言葉なので、人とのコミュニケーションに使うもの。

使えば使うほど上手くなるし、使わなければなかなか上達しません。これはそのとおり。

だから、テキストは捨てて、今すぐ外国人の友達を作ろう!!

 

・・・とはならないのが現実ではないでしょうか?

英語を外国人に通じさせるためには、文法や発音を学んだり、単語を覚えたりといった”基礎づくり”が必要です。

この基礎づくりに役立つのが、英語の資格試験だとわたしは思っています。

具体的な目標がないまま漠然と「英語が話せるようになりたいな~」と勉強を始めても、1か月後にはフェードアウトでしょう。

やっぱりわかりやすい目標があったほうが勉強に身が入るし、続きやすいです。

じゃあ、どの試験を受ければいいの?

というと、わたしは英検をおすすめします。
(留学する予定はなく、国内で英語を学ぼうという場合)

なんとなく、

英検 → 学生向け
TOEIC(LR) → 社会人向け

というイメージがついていて、
就活や転職にはTOEICスコアをアピール材料として使うことが多いですよね。

ただ個人的には、社会人にも英検がおすすめです。

以下では、

・TOEICより英検に取り組むべき理由
・TOEIC(LR)990点と英検1級をとってみて感じた英検のメリット

をお伝えしたいと思います。

TOEICより英検をおすすめする理由

「とにかくTOEIC●点が取りたい」とかTOEICがとにかく好き!という場合でなければ、TOEIC(ここではLRを想定しています)よりも英検を受けたほうが英語力向上には効果的です。

もちろん、TOEICも悪い試験ではありません。ビジネス英語を集中的に学べますし、特に中級者以上には多読多聴の素材にもなります。

ただ、以下の4つの理由から、基本的には英検を軸に学習を進めるのがおすすめです。

英検をおすすめする理由

・4技能をバランスよく鍛えることができる
・自分のレベルに合った級が選べる
・適度なプレッシャーがある
・英検の学習はTOEICスコアアップにつながる

それぞれについてお話していきますね。

4技能をバランスよく鍛えることができる

英検3級以上の試験では、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべての出題があります。

なので、つい後回しになりがちな発信型技能、つまりライティング(英作文)・スピーキング(面接)についても正面から向き合わざるを得なくなるんです。

発信型技能の対策は、自分の頭で英文を作り出さないといけないので大変です。なかなか重い腰が持ちあがらない…という人は多いと思うし、それがあたりまえです。

だからこそ、試験におしりを叩いてもらうのが賢いやり方だと思います。

自分から進んでor仕事で強制的に英語を話したり書いたりできる人は別として、

普段はあまり英語でコミュニケーションをとる機会がない…という人は、
まず英検を使って英語を書く&話すことに慣れるのがよいと思います。

※TOEICも、知名度の高いLR(リーディング・リスニング)だけでなく、
SW(ライティング・スピーキング)もだんだん受験者が増えているようです。
(わたしも受験してきました→TOEIC SW(Speaking & Writing)初受験の結果&感想

LRとSWの両方を受ければTOEICでも4技能の力が測れますが、
それぞれに申し込むのが若干面倒なのと、受験料がかさむので
やっぱり英検のほうがお得だと個人的には思います。
(しかもLRは2020年4月から受験料が上がります…)

TOEICもたまに受けてみるのはいいと思いますが、
英検を軸に学習のペースを作ると、バランスのよい英語力が身に付きやすいです。

自分のレベルに合った級が選べる

ご存知のとおり、TOEICでは受験者全員が同じ問題を解きます。
初心者だろうと、上級者であろうと関係ありません。

一方、英検では5級から1級まで7段階に分かれています。
そのため、自分のレベルに合わせて基礎から実力を積み上げていくことができます。

TOEICの勉強をがんばっているのに、スコアが伸び悩んでいる…という人の多くは、
基礎が固まっていないまま問題集を解いていることが原因だと思います。

TOEICでは全員が同じ問題を解くため、
「超基礎」「超難問」はほとんどなく、
「中くらいの難易度の問題がたくさん」という印象なんですね。

なので初心者(TOEIC500点未満)のうちからTOEICの問題集を解いていると

「さっきから難しい問題ばっかでつまらん…」

と手ごたえを感じづらくなり、挫折の原因になってしまうはずです。

なので、TOEICで出題される英文が「難しくて苦痛」と感じる場合、
英検HPに過去問が掲載されているので、5級から順に見てみてください。

そして「7割くらい解けそう」というレベルの級の過去問集を買って、実際に受けてみてください。

まずは「ちょっと簡単かな?」くらいの英語にたくさん触れておくと、それが英語力の土台となって成長速度が確実に上がりますよ。

逆に、TOEIC900点を超えているのにTOEICだけを受け続けるのも少しもったいないです。

なぜかというと、大学受験を超えるレベルの語彙力を付ける機会を失ってしまうから。

TOEICは、先ほども言ったように「中くらいの難易度」の問題で構成された試験です。

なので、大学受験レベルを超える単語は基本的に出てこないし、たまに出てきたとしてもスコアには影響しない程度のものなんですよね。

わたしは、英検1級を受けたおかげで語彙が一気に増えました。

「語彙を増やしたい」「難しめの英文もスラスラ読めるようになりたい」という人は、英検1級に挑戦してみるのがおすすめです。

適度なプレッシャーがある

英検は、合格OR不合格という明確な結果が出る試験です。
(CSEスコアもありますが、やっぱり気になるのは合否ですよね。)

受験するからにはやっぱり合格したいし、
合格しないと履歴書にも書けないし、、、

ということで、気合が入りやすいです。

TOEICは、スコア式なのでこういう「白か黒か」のプレッシャーはありません。

それぞれの目標スコアはあると思いますが、
もしそのスコアに届かなかったとしても履歴書には一応「TOEIC●点」と書けますし、不合格通知が届くこともありません。

この違いはけっこう大きいものだと感じます。

さらに、TOEICは年10回(ほぼ毎月!)受けられるのに対し、英検は年に3回しかチャンスがありません

人にもよるのでしょうが、わたしなんかはさぼり魔なので
TOEICのような感じだと
「いいスコアが出なかったらまた来月受ければいっか」
と思ってしまいがちです。

一方、英検を受けた時は
「もし受からなかったら次は10月か・・・。
そこまで頑張り続けるのは今よりもっと大変だろうから、ぜったい今回合格しよう!」
と自分を鼓舞していました。

”年3回”って絶妙な頻度ですよね。
年1回だとプレッシャーが強すぎて躊躇してしまうし、年5回だとやっぱり多すぎるし。

あとは、合格発表のときに(学生時代を思い出すような)ドキドキ感が味わえるのも、
英検の醍醐味です。

英検の学習はTOEICスコアアップにつながる

先ほどもお伝えしたとおり、英検は4技能を同時並行で伸ばすことができる試験です。

健康のために運動をしようと思ったら、筋トレだけじゃなくてジョギングやストレッチなど、いろんなトレーニングを組み合わせたほうがバランスよく体が鍛えられますよね。

英語でも、「読む・聞く・書く・話す」の各スキルはお互いに深く関係しているので、
ある技能を鍛えると、ほかの技能にも必ず相乗効果があります。

また、英検はビジネス英語に限らず、広く社会生活一般で使われる英語がターゲットになっています。
なので、仕事で英語を使うためだけでなく、総合的な英語力を付けたいという人にはもってこいの試験です。

そして、英検ではバランスよくさまざまな分野の英語が学べるため、
当然TOEICのスコアアップにもつながってきます。

たしかに、TOEICで高スコアを狙うためには問題への慣れが必要ですが、
そのベースとなる英語力は、間違いなく英検で身につけることができます。

英検は問題の質がとても高くて、
小手先のテクニックが通用しにくい試験です。

だからこそ、試験対策を通じて英語力を伸ばすことができます。

TOEICをどんなに極めても、英検1級を取るにはそれ相応の準備をしないといけませんが、
英検1級の勉強をしていれば、TOEICで950点以上を取るのはそれほど難しいことではありません。

英検は、英語の基礎をしっかり身に付けたい人に向いていると思います。

まとめ:英検をおすすめする理由

今回は、英語の基礎作りに英検を活用する4つのメリットについてお話しました。

・4技能をバランスよく鍛えることができる
・自分のレベルに合った級が選べる
・適度なプレッシャーがある
・英検の学習はTOEICスコアアップにつながる

英検は、それぞれの学習段階に応じて

  1. 基本のおさらい
  2. 中級から上級への橋渡し
  3. 上級者の更なるレベルアップ(基礎作りの完成)

いずれにも適した試験です。

TOEICに飽きてきたかも…
という人はもちろん、

英語力を本気で伸ばしたい!
という人にはぜひ活用してほしいと思います。