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社会人英語学習者が資格試験を受けるべき3つの理由

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こんにちは、えまです。

社会人になって英語をやり直そうと考えている方は、

「TOEICや英検といった資格試験は受けるべきだろうか…?」

という疑問をお持ちかもしれません。

わたしは、資格試験は絶対に受けたくない!というわけでなければ

資格試験を積極的に活用すべき

と考えています。

以下でその理由をお伝えしますね。

社会人英語学習者が資格試験を受けるべき3つの理由

英語を学ぶ社会人に資格試験を受けることをオススメする理由は、以下の3つです。

  1. 短期間で英語力を一気にレベルアップさせるため
  2. 英語学習を習慣化させるため
  3. 自分の成長を可視化するため

私の経験を交えて、順番にお話していきます。

短期間で英語力を一気にレベルアップさせるため


英語を勉強している人の中には、

・海外に住んで仕事をしている
・海外出張に行く
・英語会議でプレゼンをする予定がある

など、英語ができないことが死活問題になる人もいると思います。

しかし、

・将来のキャリアアップや転職のため
・英語が好きだから
・海外旅行で現地の人とコミュニケーションを取りたい

というように「今すぐ絶対に英語が必要というわけではないけど、勉強している」という場合も多いのではないでしょうか。

そのような場合、一番気を付けないといけないのは

勉強を始めてみたものの、いつのまにかフェードアウト

というパターンだと思います。

「英語をマスターしたい」
と思う人は多いでしょうし、私もその一人です。

しかし「英語をマスターする」と言っても、
具体的に何から手を付ければいいかわからないんですよね。

そこで役立つのが、英検やTOEICといった資格試験です。

まず、問題集がたくさん手に入るので、何をどうやればよいのかが明確になります。

「資格のための英文法」「会話のための英文法」
がそれぞれ用意されているわけではなく、資格試験だろうが実践だろうが使っている文法は同じです。

単語も(スラングは別として)資格試験のために学んだ英単語が、実際の会話でもふつうに使われます。

つまり、資格試験の勉強は絶対にムダになることはありません

さらに、試験日が決められているのもポイントです。

人間はほっとくと怠ける生き物なので、
「いつやってもいい」ならいつまで経ってもやりません。

毎日あれこれ忙しくしているうちに、
やる気満々だった英語学習がどんどん後回しになっていく・・・

これを避けるために、
資格試験を申し込んで英語学習に締め切りを設定することが効果的です。

私の話をさせて頂くと、
英検1級を受けたときに人生で1番英語を勉強しました。

とくに、あれだけの量の単語(2000語)を3か月で覚えられたのは、

覚えないと落ちる

という状況だったからだと思っています。

もう1つ資格試験のいいところは、

強制的にコンフォートゾーンを抜け出せる

ということです。

たとえば、わたしがもし「英検1級でる順パス単」ではなく
「ハイレベル英単語2000」(架空タイトル)みたいな単語帳を買ったとしたら?

収録されているのは同じ単語だったとしても、定着率は天と地ほどの差が出たでしょう。

新しい単語を覚えるのは、特に最初の1~2か月はとても大変です。

だからこそ、
「覚えなければ試験に落ちる」といった強制力がない限り、
「まぁこれくらいでいいかな」とつい妥協してしまいがちではないでしょうか。

試験に合格するとか、目標スコアの達成といった明確なインセンティブがあるからこそ、
自分のコンフォートゾーンを超えた頑張りが引き出されるのだと思います。

面接も同じです。
英検を受けるでもしなければ、2分間のスピーチなんて練習しようと思えません。

目標のためとはいえ慣れないことに取り組むのは大変ですが、
大変だからこそ英語力が伸びているとも言えますよね。

まとめると、

資格試験は

  • やるべきことが明確になる
  • 締め切り効果
  • コンフォートゾーンを抜け出す強制力

といった点で有効です。

英語学習を習慣化させるため


先ほどお伝えした

  • 締め切り効果
  • コンフォートゾーンを抜け出す強制力

のおかげで、
必然的に「毎日英語を勉強せざるを得ない環境」を作り出すことができます。

今は英語を使わなくてもとりあえず生きていけているという場合、
英語学習は自分のさじ加減でいくらでも先延ばしにできてしまうものですよね。

「ここんとこ忙しいから、落ち着いたら頑張ろう」
「今はまだやらなくていいかな」

と思えば、それで終わりです。

先延ばしにするのが必ずしも悪いわけでなく、
他のことを優先すべき時期というのももちろんあると思います。

ただ確実に言えるのは、
英語学習を習慣化させるのが早ければ早いほど、英語が早く上達する
ということ。

これは、私自身の後悔に基づいてお伝えしています。

えらそうに語っていますが、私が英語学習を習慣化できたのはほんの最近のこと。
英検1級の受験を決めてからです。

30歳を目前にするまで、いまいち英語学習に本気になれませんでした。
どこかに甘さや適当さがありました。

たまに

もっと早くから一生懸命英語に取り組んでいたら、
今ごろは英語ペラペラ&聞き取りバッチリだったのかなぁ

と思うことがあるんですよ。

これを読んでくださっているあなたも私も、今日が残りの人生でいちばん若い日。

過去に悔いがあろうとなかろうと、10年後、20年後に
「あの頃からの自分、頑張ったなぁ」と思えたらいいですよね。

自分の成長を可視化するため


英語学習が挫折しやすい理由のひとつに、

英語力が伸びているのかわかりづらい

というものがあります。

毎日英語を勉強しているのに、全然実力が上がらない・・・

なんてことはありえないんですよ。

よくスポーツや楽器に例えられるように、
英語もやればやるほど上達するものです。

しかもスポーツや楽器と違って特別な才能がいらない。

たくさん読んで、たくさん聞いて、たくさん話して、たくさん書いて・・・

むしろ、努力が反映されやすいのが語学だと思います。

ただ悲しいことに、自分ではなかなか成長に気づかないんですよね。

たとえばリスニングでいうと、

「昨日全然聞き取れなかったのに、今日はめっちゃよく聞こえる!!」

ということはほぼ起きないからです。

気づかないくらい少しずつ、少しずつ上達していって、
あるときふと「あれ?なんか私、前より聞き取れるようになってる??」
とうっすら感じるというのが普通なんです。

自分で気づけるくらい成長するには、経験上、最低でも1年はかかります。

そこまで辛抱できるかどうかが、大事な分かれ道。
ですが、ふつうは辞めてしまいますよ。
頑張っても成果が出ない(と感じる)のであれば、仕方ないですよね。

そこで役立つのが、資格試験です。

英検であれば、
3級、準2級、2級、準1級、1級・・・
と級が上がるごとに自分の成長をはっきりと自覚することができます。

すると英語学習が楽しくなって、また頑張ろう!というやる気につながるもの。

頑張って目標を達成できたことが自信になり、資格試験以外にやりたいことも自然に出てくるはずです。

自分に小さな成功体験を積ませてあげることで、
ほとんどの挫折をふせぐことができると私は考えています。
(これは、英語に限らずすべてのことに言えますね。)

まとめ:資格は英語力を高めるツール

今回は、3つの理由を挙げて「社会人英語学習者は資格試験を積極的に活用すべき」というお話をしました。

  1. 短期間で英語力を一気にレベルアップさせるため
  2. 英語学習を習慣化させるため
  3. 自分の成長を可視化するため

もちろん資格を取れば、昇進や転職活動のときに便利でしょう。
手っ取り早く英語力を証明できます。
(TOEIC満点でも話せない人はいますが、まったく読めない人はいないからです。)

ですがそれ以上に、資格試験によって英語力を大きく向上させられることが最大のメリットだと思います。

資格試験をペースメーカーとして、着実に英語を身に付けていきましょう。

今日のひとこと日記

ちなみに、TOEICと英検であれば、英検がおすすめです。
TOEICがダメなわけではないですが、英検の方が効率よく英語力が伸ばせると思います。
参考:英語力を上げたいならTOEICよりも英検がおすすめ!