こんにちは、えまです。
机に座って勉強する時間が取りづらい社会人学習者にとって、スキマ時間を有効活用できるアプリは強い味方ですよね。
今回は、リーディング力を鍛えられる無料の英語アプリを厳選して6つご紹介します。
初心者向けから上級者向けまで幅広く揃えましたので、ぜひ参考にしてみてください^^
Contents
リーディング力を伸ばす無料英語アプリ6選
わたしがおすすめする英語リーディングアプリは、以下の6つです。
- POLYGLOTS
- ざっくり英語ニュース!StudyNow
- English News in Levels
- NHK World Japan
- Medium
- Oodles
さっそくアプリの内容を見ていきましょう
1:POLYGLOTS
出典:App Store
概要 |
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対象レベル | 中級〜上級 |
最新のニュースを英語で読むことで、リーディング力と情報収集が同時にできるアプリです。
一般ニュースはもちろん、ビジネス、テクノロジー、エンタメなど22分野から自分の興味にあうものを選べます。
目標スピードに合わせて画面が自動でスクロールする「ペースメーカー機能」、知らない単語の意味がその場でわかる「ワンタップ辞書」など、便利な機能が無料で使えます。
一度ダウンロードすれば、アプリ外の記事もPOLYGLOTSで読めるのも◎(Webreader機能)
日本語訳のある記事もありますが、ネイティブ向けのいわば「生の英語」なので、中級者以上に向いています。
(わたしは英検1級を持っていますが、知らない単語も記事によっては多く出てきます。)
英語ニュースアプリ「POLYGLOTS(ポリグロッツ)」無料版の使い方
関連記事:2:ざっくり英語ニュース!StudyNow

出典:App Store
おすすめポイント |
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対象レベル | 初級〜中級 |
1記事が3段落にまとまっており、スマホでスクロールの必要がないくらい短いです。
使用されている語彙も大学受験基礎レベルと標準的なので、読みやすくおススメ。
「きちんと理解できているかちょっと不安だな」
と思ったら、英文のすぐ下の指差しマークをタップすれば、日本語訳が表示されます。
これも、段落ごとに表示されるため、英文と見比べやすく便利。
中級者以上の方であればどの記事もストレスなく読めると思うので、すきま時間の多読積み上げに最適。
初級者の方は、精読にぜひ活用してほしいです。
1日1記事、じっくり理解しながら読んでいくと、必ずリーディング力が向上するはず。
月額360円のプレミアム版もありますが、無料でも単語・熟語リストや重要語句の解説、背景知識(日本語)が読めるなど、コンテンツが充実しています。
3:English News in Levels

おすすめポイント |
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対象レベル | 初級〜中級 |
ロイターやBloomberg、On Demand Newsなどが配信する世界各地のニュースを、簡単な英語で読めるアプリ。
記事がとても短いので、StudyNowと同じくスキマ時間にぴったりです。
同じ内容について、3レベルの英文が用意されており、
自分に合ったレベルの記事を読んでもよし、
それぞれの記事を読み比べてもよし、
使い方次第でいろんな学びがあります。
日本語訳はありませんが、ちょっと難しい単語には【英語で】意味が説明されています。
(英英辞書のようなイメージ)
そのため、「英語を英語で理解する」トレーニングに最適なアプリだと思います。
・ニュースの要点がぎゅっと凝縮されている
・平易な単語が使われている
ことから、スピーチを含めたスピーキングの参考にも◎
端的にわかりやすく相手に伝わる英語を身につけたい
無理に難しい単語を使わず、基礎単語でいろんなことを表現したい!
という方にもおすすめです。
4:NHK World Japan
出典:App Store
おすすめポイント |
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対象レベル | 中級〜上級 |
日本をはじめ、アメリカや中国、他のアジアの国々の最新ニュースを読めるNHKのアプリ。
海外の人と話をするとき、当然のことながら「日本ではどうなってるの?」という質問をされることが多いです。
世界に目を向けて視野を広げることも大切ですが、やはりまずは日本の状況を海外の人に説明できるようになりたいですよね。
このアプリでは、日本のニュースが中心に扱われているので、「日本の話題を英語で表現する力」をつけるのに役立ちます。
日本語訳はないので中級者以上向きかと思いますが、
とはいえすでに背景知識があるため内容が理解しやすく、それほど難しい単語も使われていないので、まずは試しに読んでみてください。
動画つきの記事もあり、NHKキャスターの美しい英語でリスニングの練習もできます。
ただし、ニュースで読み上げられる原稿と、アプリで読める英文とは完全に一致してはいません。
(ニュース原稿の要約版となっています)
英文の難易度としては、StudyNowやNews in LevelsとPOLYGLOTSの中間あたりです。
海外メディアの英語ニュースはちょっと難しいかも・・という場合、
まずはNHK Worldの記事を読んで時事英語に慣れるとスムーズにレベルアップできると思います。
5:Medium
出典:App Store
おすすめポイント |
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対象レベル | 中上級〜上級 |
Mediumは、海外ライターが書く様々なジャンルの記事を読めるサービスです。
(「海外版note」のようなイメージ)
Mediumでは数ある分野(本当にたくさん、しかも細かく分けられています!)から自分の興味がある分野を選べるので、「勉強」という感じがしません。
ニュースは堅苦しくてつまらない・・
という方も、ブログ記事はそれほど難しい単語も使われていないし(分野によっては専門用語が多くて大変ですが、元々興味があればそんなに苦ではないかと)、読者目線に立った面白い内容が多いので、続けやすいのではないでしょうか。
わたしは心理学や歴史、哲学、歴史などをフォローしていますが、見出しからして「気になる!」と思える記事が多く、読んでいて楽しいです。
有料記事と無料記事があり、
無料会員だと有料記事は1か月に3つまでという制限があります。
(月5ドルで有料会員になると読み放題)
たくさん読もうとすると、無料記事をいちいち探すのが若干面倒ではありますが、まぁ仕方ないかなという感じ。
日本語訳はなく、長めの記事が多いので、中上級者以上の多読におすすめです。
6:Oodles

出典:App Store
おすすめポイント |
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対象レベル | 上級 |
英語圏の名作文学を無料で読めるアプリ。
オーディオブックも1万5千冊以上が聴けます。
「多読多聴アプリ」の最高峰といえそうです。
ジェーン・オースティンやチャールズ・ディケンズ、オスカー・ワイルドといった古典文学から、
「ピーターパン」「不思議の国のアリス」「アンデルセン」といった児童小説まで、有名作品がたくさん。
恋愛、ミステリー、SF、ホラー、歴史など、幅広いジャンルが楽しめます。
「洋書は読んだことがないから読み通せるか不安」という方は、短編小説からトライするのがお勧め。
なお、読み上げ機能も付いていますが、機械音声なのでわたしはあまり使ってません。
洋書は多読、オーディオブックは多聴と分けて使うのが、個人的には好みです。
洋書好きな方はもちろん、
「多読には洋書がいいって聞くけど、ちょっと敷居が高いな、、」という洋書初心者の方もダウンロードすべきです!
質の高い英文を大量にインプットしつつ、英語圏の文化にも触れられます。
おわりに:無料アプリを活用して英語が読めるようになろう
英語のリーディング力が身に付けば、日本語の10倍以上の情報にアクセスできるようになります。
今は教材を買わなくても、無料アプリでたくさんの英文が読める素晴らしい時代。
毎日のスキマ時間に1日1記事ずつ読んでいけば、1年後にはリーディング力に大きな違いを感じるでしょう。
また、大量の英文に触れることで英語の「型」を体で覚えることができ、リスニングやスピーキング、ライティングにも必ず活きてきます。
リーディング力・英語力の向上めざして、一緒にがんばっていきましょう
