こんなふうに困ったことはありませんか?
私はスピーキングの練習をあまりしないままオンライン英会話を始めたので、こんなことばかりでよく落ち込んでいました。
そこで今回はオンライン英会話を活用して英検1級に一発合格し、
その後も200回以上のレッスンを受講した私の対処法を紹介します。
以下でお伝えする方法を実践すれば、
「先生に言いたいことが言えなくてフリーズしてしまう、、」
という状態とはオサラバしてもっと楽しくレッスンが受けられるようになるはずです。
オンライン英会話で言いたいことが言えないときの対処法
オンライン英会話で言いたいことが言えないときの対処法は以下の4つです。
- レッスンで話す内容をざっくりと考えておく
- 簡単な言葉で言い換える
- 諦めて違う話をする
- 日本語で画像検索してURLを送る※最終手段
順番にみていきましょう。
①:レッスンで話す内容をざっくりと考えておく
まず、レッスン前に予習を一切していない方は、
少しだけでも教材に目を通しておくとレッスンの充実度がかなり上がると思います。
たとえばニュース記事を選んだ場合。
レッスンが始まる前に
- 記事を1回読んで大まかな内容を理解する
- 知らない単語をググる
- ディスカッションパートに対する答えをざっくり考える(日本語でOK)
このくらい予習しておけば、なにがなんだか分からないままレッスンが終わってた…という事態にはならないはず。
5分だけでも準備するだけで、「なにも英語が出てこない…!」と困る場面はだいぶ減らせます。
②:簡単な言葉で言い換える
何を話すか事前にシミュレーションしていたとしても、
思いもよらない質問を投げかけられることはありますよね。
それが英会話の楽しいところであり、難しいところでもあります。
とっさに言いたいことが英語で表現できないとき、
ベストの対処法は
簡単な(知っている)言葉で説明する
ことです。
これはよく言われることですが、かなり重要なスキルだと日々実感しています。
英語が口から出てこないとき、わたしたちは
「単語を知らなかったから」
と思いがち。
確かにそうかもしれませんが、
すべての日本語に対応する英語が存在するわけではないことも事実。
また、千野栄一先生という言語学者の「外国語上達法」という本には
どの言語でも、テキストの90%は頻度の高い3000語でできている
と書かれています。
日常会話では、それほど多くの単語を覚える必要はなく、
それらを使いこなせるようになることが大切というわけですね。
たとえば、
『意気投合した』
という日本語。
これを英語に直訳しようとすると、
と考えてしまい、「英語が口から出てこない」状態になりますね。
ここでhit it offという熟語を知らなくても、
(意気投合ってどういうこと?)
↓
(仲が良いってことだよね!)
↓
(”良い関係”で表現できないかな?)
↓
We have a good relationship.
で十分に意図は通じるのではないでしょうか?
頭にぱっと浮かんだ日本語を英語に直訳しようとすると、
口から出てこなくなることが多いです。
(私は「直訳の呪縛」と呼んでいます…)
「それってシンプルに言うとどういうこと?」
と発想を転換することで、
語彙がそれほど多くなくても伝えたいことを伝えることはできます◎
直訳せずに英語で的確に表現するテクニックについては、
『英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習英文100】』
という本が勉強になりました。
また、上手く言い換えができなくても、
思いついた単語だけでも発すれば、先生は言いたいことを汲み取ろうとしてくれます。
「あなたが言いたいのはこういうこと?」
と伝わる英語で言い換えてくれることも多いので、そんなときはとても勉強になります。
オンライン英会話では、話せば話すほど学びの量も増えていきます。
文法の間違いは気にせず、レッスン中はどんどん口から英語を出していきたいですね。
③:諦めて違う話をする
この「自分が知っている言葉で伝えたい内容を表現する」のが1番ですが、
そうは言っても上手く言い換えられないこともあると思います。
そんなときは、諦めて他の答えを探しましょう!
たとえばディスカッションで『日本の消費税についてどう思う?』というテーマが出たときに
『逆進性があるので、昨今の経済状況を鑑みると増税すべきではなかった』
というような考えが浮かんだとして、
『”逆進性”ってどう説明しよう??』
とフリーズしてしまうくらいなら、
とりあえず『少子化が進む日本では、社会保障費を確保するために増税はやむを得ない』など、自分が言いやすい意見を伝えてしまいましょう!
(実際はそう思ってなくてもw)
ここは英語のスピーキングを鍛える場と割り切って「1つでも多くの英文を話す」ことを優先し、
言えなかった自分の意見は、レッスン後に英語で言えるようにしておくのがベストですね。
④:日本語で画像検索してURLを送る※最終手段
これまでの方法では無理な場合、最終手段として「画像検索」があります。
たとえば、私は「あんこ」をどう表現すればよいかわからず
フリーズしてしまったことがありました。
そのときは、Google画像検索で「あんこ」を検索し、そのURLを先生に送りました。
画像は一発で伝わるので強いですね。
スピーキング練習という点ではあまりよくないですが、
ずっとフリーズするよりかはマシかと(汗)
会話の流れも少し止まってしまうので多用はおすすめしませんが、
どうしても困った…!というときには役立つかもしれません。
この場合も、レッスン後に英語での伝え方を調べておくとよいですね。
英語で表現できることを増やすには?
英語で表現できることを増やしていくには、
レッスン中に言えずに調べた単語や表現をストックしていく
のがおすすめです。
私は、オンライン英会話に限らず、普段の生活やYouTubeなどで学んだ表現を1つのノートにまとめています。

私は紙好きなのでノートですが、検索するにはエクセルのほうが便利ですね。
一度見ただけでは絶対に忘れるので、自分オリジナルの単語帳を作っていきましょう。
やはり「言いたいと思ったことを言えるようにする」のが、スピーキング学習の基本ですね。
おわりに
「言いたいことが言えない」
これは英語学習者の永遠のテーマ。
知っている単語でシンプルに表現しながら、新しい語彙も増やしていくことでコミュニケーションの幅は確実に広がります。
私も日々格闘していますが、楽しみながら一歩ずつ成長していきましょう♪