英語学習法

NHKラジオ英語のおすすめ講座と選び方

こんにちは、えまです。

わたしは、TOEIC700点台の頃から今に至るまで、NHKラジオ英語講座にお世話になっています。
途中でブランクもありますが、かれこれもう10年ほどになりますね。

初めの頃はいろんな講座をつまみ食いしていましたが、徐々に数を絞って聴くようになっていきました。

そこで今回は、わたしがこれまで『どのラジオ講座をどのように活用してきたか』を紹介します。
また、後半では『自分のレベルに合ったラジオ講座の選び方』もお伝えします。

「NHKラジオ講座に興味があるけど、どれを聴こうか迷っている」

という方の参考になれば幸いです。

NHKラジオ英語のレベル別おすすめ講座

まずはじめに、わたしがこれまでに活用してきたラジオ講座をご紹介します。

ちなみに、わたしはアプリ(NHKゴガク語学講座)のストリーミングを利用しています。
1週間しか聞けませんが、だからこそ繰り返し一生懸命聞けます(笑)

無料でいつでも好きなときに好きなだけ聞けるので、すごく便利です。
このアプリがなければ、わたしはラジオ講座を習慣化できませんでした。
ダウンロードしてない方は、今すぐしましょう!

リスニング初心者向け:TOEICリスニング200~300点台前半

  1. 基礎英語3
  2. 中学3年生程度の英語レベル。
    ・・・というと簡単そうに聞こえますが、実際はそうでもありません。

    (NHK講座は全体として「簡単そうにみえて意外と難しい」と感じる講座が多いです。)

    扱われている英語は中学レベルですが、いざ声に出そうとするとそう簡単にはいきません。

    「中学文法は一応理解しているけど、使うことには自信がない」

    という方におすすめです。

    わたしもまさにその状態のときに、この講座でNHKラジオデビューしました。

    「中学レベルの英語をマスターすれば、英語はぺらぺらになれる」

    と主張する人もいるくらいなので、まずは基礎英語3で徹底的に中学英語を身に付けましょう。

    わたしはこの講座を聴いて「わかる」と「できる」の圧倒的な差を実感しました。

    わたしを含め、日本人は「わかる」レベルは高いけれども「できる」レベルが低いという人が多いと思います。

    その差を埋めるのに、最適の講座です。

    中学文法があやしい場合は、基礎英語1から始めることをおすすめします。
    また、ラジオ講座と並行して市販の文法テキストで学習すると、上達が早いと思います。

  3. ラジオ英会話
  4. 基礎英語3の1つ上のレベルの講座。
    当時は遠山顕先生が講師をされていましたが、現在は大西泰斗先生ですね。
    NHKラジオの看板講座といえるのではないでしょうか。
    少し背伸びをして、リスニングを鍛える目的でたまに聴いていました。

    あくまでメインは基礎英語3なので、聞き取れないところは「そんなもんかな」と流していました。
    ダイアログがとても面白くて、わたしがNHKラジオにはまるきっかけとなった講座です。

リスニング中級者向け:TOEICリスニング300点台後半~400点台

  1. ラジオ英会話
  2. TOEICリスニングが400点台となった社会人1~3年目の頃は、ラジオ英会話がメインになりました。
    (とはいえ、当時は英語学習自体が停滞していたので、ずっと聴いていたわけではありませんが。。)

    ラジオ英会話は、いろんなシチュエーションに即した日常会話からネイティブらしい自然な英語表現を学べる講座です。

    1回のレッスンで扱う会話(ダイアログ)は30~40秒くらいなので、頭に入りやすく負担になりません。
    それでいて、毎回”生きた英語表現””文法””リスニング・発音”が1度に学べる中身の濃さ。

    この講座の会話を1年分丸暗記してしまえば、日常会話にはまず困らないのではないか…というくらいの情報量がつまっています。

    「中級者」としていますが、スピーキングが不安な上級者にもおすすめできる講座。

  3. 入門ビジネス英語
  4. 社会人になりビジネス英語に興味が出てきたので、たまに聴いていました。
    週2回の放送なので、気が向いたときに気軽に聴けるのがGood。
    リスニング強化にちょうどいいです。

    英語だけでなく、いろんな業界のビジネス現場だったり、外国人と仕事をする際のコツなども同時に学べます。
    ビジネス英語表現を通じて英語圏の(ビジネス上の)考え方もなんとなくわかってくるので、そういう意味でも勉強になる講座ですね。

リスニング上級者向け:TOEICリスニング満点以上

わたしが「上級者」といえるかはかなり怪しいですが、ここでは便宜上そういうことにさせてください(笑)

現在わたしが聴いているのは、以下の2つの講座です。

  1. 遠山顕の英会話楽習
  2. 旧ラジオ英会話ですっかり遠山先生のファンになり、今も聞き続けています。
    冒頭でご紹介したNHKアプリのストリーミング再生を繰り返し聞くのが習慣になりました。
    週3回なので消化不良になりづらく、続けやすいと思います。

    内容は言うまでもなく素晴らしいのですが、なんと言っても遠山先生のユーモアセンスが大好きなんですよね。
    毎回のように熟練のpun(だじゃれ)が披露されます。

    日本語でおやじギャグを言うと空気が冷えるのに、英語だとどことなくオシャレに響くのは何故なんでしょう(笑)
    何度聞いても飽きない、本当に楽しい番組です。

    アシスタントのジェフさん、キャロリンさんの人柄もとても素敵ですよ。
    この2人もダジャレ好きだと思います(笑)あと発音がめちゃくちゃ聞き取りやすいです。

  3. 実践ビジネス英語
  4. 気分転換に週2~3回程度聞いているのが、実践ビジネス英語です。
    一番レベルが高い講座なので、昔から憧れてはいましたが中々手が出せませんでした。

    でも、英検1級合格を機に、少しずつ聞くようにしてみたら、、、
    やっぱりレベルが高い!笑

    英検1級の単語がたくさん出てきて懐かしい感じもありつつ、少し気を抜くと内容が入ってこなくなります。
    ただ、集中して聞くとやはりとても面白く、勉強になる講座です。

    TOEIC満点クラスの人でも、すべてクリアに聞き取るのは簡単ではないと思います。
    上級者のリスニング&語彙強化にはもってこいではないでしょうか。

    この講座を簡単だといえるくらいになれば、英検1級リスニングはきっと楽勝ですよ。

自分のレベルに合ったNHKラジオ講座の選び方

これまでわたしが活用してきたおすすめの講座を紹介してきましたが、次に自分のレベルに合った講座の選び方についてお話します。

すでにお気づきだと思いますが、「メイン」と「サブ」の2講座を選ぶのがわたしのやり方。

メインとサブは、それぞれ次のような役割分担です。

  1. メイン講座:アウトプット用
  2. 毎日繰り返し聞く。内容を覚えて「会話で使える」ようにする。

  3. サブ講座:インプット用
  4. 週に2~3回聞く。内容は覚えなくてもOK。「聞いてわかる」ようにする。

メイン講座で「使える」英語を増やす

日本人が英語を話せないのは、「使える」英語が極端に少ないためです。

学校の授業では、ほとんど「読む」しかやらないので当たり前ですね。

学生時代は英語が好き/得意だった人でも、

難しい単語や複雑な文法は「わかる」けど
簡単な単語や文法が「使えない」

という状態で悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

NHKラジオ講座はこの「わかる」と「使える」のギャップを埋めるのにこれ以上ない教材だと思います。

メインとして使う講座は、NHK出版が運営している『英語力測定テスト』を参考にするのがおすすめです。
わたしも受けましたが、かなり正確に測れますよ。10分くらいあればできるのでぜひ。

「基礎編」と「応用編」があり、
「基礎編」では最高でもB1レベルまでしか測れません。

レベルについてはNHK英語講座レベル一覧を参照ください。

なので、TOEIC800点・英検準1級以上の方は「応用編」だけ受ければOKでしょう。

問題を解き終えると得点・レベルとともに「あなたにおすすめのテキストや実用書」がいくつか表示されます。

特に決まった講座がないようであれば、1番最初に表示されているものをメイン講座にすれば間違いありません。

サブ講座で「わかる」英語を増やす

多くの英語学習者は、「わかる英語>>>>>>>できる英語」という状態です。

できる英語よりわかる英語が多いのは当然なのですが(日本語でも同じですもんね)、あまりにも極端に偏っているのが問題なわけです。

そこで、メインで取り組むべきは「できる(使える)英語」を増やしていくことと考えています。

でも、だからといって「わかる英語」を増やさなくていいわけではありません。

たとえ「英会話ができるようになりたい。映画や洋書は別に興味ない」という人でも、「わかる英語」は絶対に必要です。

なぜなら、

英会話=リスニング + スピーキング

だからですね。

相手の言っていることが理解できなければ、会話が成り立ちません。

英検1級を取ってみてわかったことですが、

英検1級を取っても、ボキャブラリーもリスニング力もまだまだ足りない

です。

知らない単語やイディオムは山のようにありますし、
リスニング力もネイティブ英語を聞き取るには相当の訓練が必要だと感じています。

だから、「使える」英語を増やすことに力を入れつつ、並行して「わかる」英語も伸ばしていくのがよいでしょう。

サブ講座は、メイン講座の1レベル上を使うのがおすすめです。
NHK英語講座レベル一覧でご覧ください。

例1
メイン講座:基礎英語3 → サブ講座:ラジオ英会話

例2
メイン講座:ラジオ英会話 → サブ講座:遠山顕の英会話楽習or入門ビジネス英語

メイン講座が実践ビジネス英語だよ!という方は、実践ビジネス英語を覚えるくらい聞き込むか、教材ではない生の英語素材(例えばポッドキャストでBBCニュースやドラマが無料で聴けます)を使うかですね。

まとめ:NHKラジオ講座を制する者は英語を制する!

今回は、わたしが使ってきたおすすめのNHKラジオ講座と選び方についてお伝えしました。

こんなに質の高い教材が使えるなんて、活用しない手はありませんよね。

アプリともども使い倒して、楽しみながら高い英語力を身に付けていきましょう♪